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DSP-AX530

YAMAHA
DSP-AX530

¥52,000(税抜)

発売:2002年3月20日
このモデルは生産を完了しています
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広く活気のある音場空間を再現
ハイCPを誇る入門機

【SPEC】 ●定格出力:メイン75W+75W、センター75W、リア75W+75W ●実用最大出力(EIAJ、6):メイン100W+100W、センター100W、リア100W+100W ●全高調波歪率:0.06%(CD他) ●S/N比:100dB(CD他,250mV) ●消費電力:180W ●外形寸法:435H×151W×387mm ●質量:10.0kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

6.1chデコーダー、ファントム再生モードを搭載

型番から分かるように本機は下位機DSP−AX520の後継機だ。変更内容は、DSP-AX430の場合と同等。たとえばD/Aコンバーターは96kHz/24bit仕様のもの。音声デコーダーはYSS−928からYSS−938に昇格。もちろん、6.1チャンネル音声はリアセンタースピーカーなしで再生できる。AAC、プロロジックIIにも対応。4音場処理のDSPは23サラウンドプログラムを用意している。

パワーアンプ部の出力(6Ω)は、各チャンネル75W(EIAJでは100W)であり、これはAX520のそれぞれ70W(95W)をしのいでいる。スピーカー端子はネジ止め式であり、AX430のワンタッチ式に対して差を付けている。

その音だが、これはなかなかエネルギッシュで鮮明志向だ。ヤマハのNS150という中規模スピーカーでは、十分に制動力を発揮して、低音はなかなかタイトに聴こえるほどだ。音場空間も、あいまいさがなく、これは現代的なマルチチャンネルの音を志向したようだ。DSPに頼らずとも、広くて活気のある音場空間が得られるのだ。

(text:吉田伊織)