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YAMAHA
NS-10MMF
¥15,000(税抜)
ロングセラー機NS-10MMのトールボーイ版
存在をあまり意識せず空間を有効に生かせそう
価格は1本
【SPEC】●形式:2ウェイバスレフ 防磁型 ●ユニット:9cmコーン型ウーファー×2、2.2cmバランスドーム型トゥイーター ●再生周波数帯域:55Hz〜35kHz(-10dB) ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:70W ●最大入力:200W(EIAJ) ●出力音圧レベル:86dB/2.83V,1m ●クロスオーバー周波数:6kHz ●外形寸法:179W×899H×234Dmm ●質量:9.8kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
気軽に設置できるが実力はなかなかのもの
ウーファーとミッドレンジは同一口径同ユニット。NS-10MMFは公称9cm、NS-515Fは公称16cmを採用。能率は低め。硬さ、刺激成分を抑えているので、一般ユーザーにとっては聴きやすいスピーカーだろう。CDやSACD再生も高域はかなり良質。中域は声などでわずかに固有音を持ち、低域はややアップライト気味。小音量時でバランスが崩れないのがいい。
幅18cm、高さ90cmというスリムでスレンダーなプロポーションがポイント。クオリティは価格相応だが、しかし高域方向はなかなか上質。入力は2端子方式(シングル)でコンパクト&シンプルに使える。
専有面積が極めて小さいので、存在をあまり意識せず、部屋空間を有効に生かせそう。本機を中心に徹底して楽しむと言うよりも、PDPなどのサイドに置いて気軽に聴くためのシステム。予算をかけずにステレオあるいは5.1ch/サラウンドを部屋空間を圧迫することなく実行したい人に向いている。日常の生活の中で、気軽に音楽などに接するためのスピーカーシステムと言えそうだ。
(text:藤岡誠)
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- 取り扱い:ヤマハ(株)