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PIONEER
HTZ-525DV
(Smart theater)
\OPEN(予想実売価格70,000円前後)
ワイヤレスリアスピーカーシステムを採用したホームシアターシステム
【SPEC】
<DVD/CDレシーバー部>
●消費電力:175W (JEITA)/待機時:0.5W ●外形寸法:420W×70H×396Dmm ●質量:7.0kg ●入力端子:光デジタル音声入力1、アナログ音声入力2 ●出力端子:D2映像出力1、S映像出力1、映像出力1、光デジタル音声出力1、アナログ音声出力1、ワイヤレス音声出力1(HTZ-525DVのみ)
<サブウーファー部>
●形式:16cm (コーン型) ●最大入力:100W ●外形寸法:90W×420H×390Dmm ●質量:5.0kg
<フロントスピーカー部>
●形式:10×7cm (フルレンジ・コーン型) ●最大入力:100W (JEITA) ●外形寸法:105W×158H×83Dmm ●質量(1本):0.8kg
<センタースピーカー部>
●形式:10×7cm (フルレンジ・コーン型) ●最大入力:100W(JEITA) ●外形寸法:240W×87H×83Dmm ●質量:0.85kg
<ワイヤレスリアスピーカー部>
●形式:10×7cm (フルレンジ・コーン型)×2個 ●出力:25W×2(JEITA) ●外形寸法:430W×180H×138Dmm(アンテナの突起を含まない) ●質量:4.0kg
<トランスミッター部>
●外形寸法:166W×56H×112Dmm ●質量:0.3kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
この「DVD5.1chサラウンドシステム」の「Smart theater 525」は、サラウンドチャンネルに大きな特徴がある。ワイヤレスで信号を伝送するのである。これで5.1chシステムを導入する際の障害になりがちなサラウンドへの配線の問題が大きく緩和されることになる。電源の配線のみで済むからだ。
こうしたサラウンドチャンネルのワイヤレス伝送については先例があるのだが、ここではデジタルワイヤレス伝送というのが特徴になっている。電波の周波数帯域は2.4GHzであり、これはコードレスホンや無線LANなどに広く使われている帯域だ。電波の到達距離は仕様条件により異なるが約10m。混信防止用のバンド切り替え機能が備わっている。トランスミッター(送信)部が独立しているので柔軟に運用できるだろう。
サラウンドスピーカーの間隔が狭いので、DSPによる「ワイドサラウンドモード」が用意されているのがユニークだ。これは真後ろに設置した場合を想定して広がり感を得るもの。また左右どちらかにずれて設置する場合のために、「レフト(ライト)サイドサラウンドモード」も用意されている。また、ステレオ音声を聴ける「ステレオモード」もある。
もちろん、フロント3チャンネルとサブウーファーは有線で使用する。フロント各チャンネルとサラウンドは10cm×7cmの楕円型スピーカーを使用。サブウーファーは16cmのユニットを側面に取り付けて薄型としている。出力はDVDレシーバー部とサブウーファー、サランド部を含めて、総合650Wという高出力設計。
D2端子接続で見る映像は、明快で色をよく乗せた傾向。解像感や輝度レンジはほどほどにして、大事な部分の階調性が良好。映画の造型的な表現がよく分かるのはパイオニアの伝統だ。
音は明るくて軽快。台詞の歯切れが良好である。サラウンドは「ワイド〜」にすると背中の近くに設置してもよく広がる。ワイヤレスを生かして設置を工夫すると、まとまりのいいサラウンドが得られることも期待していい。
(吉田伊織)
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