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DENON
D-M51DVS
(ラピシア)
¥87,000(税抜)
ビジュアルグランプリ2005 ≪かんたんホームシアターシステム部門賞≫受賞モデル
【SPEC】
<DVDチューナーアンプ部>
●再生可能ディスク:DVD-VIDEO、DVD-R、DVD-RW(VIDEO)、VCD、CD-DA、CD-R、CD-RW ●実用最大出力:35W+35W(6Ω、1kHz、EIAJ) ●再生周波数特性:10Hz〜50kHz(+0、-3dB、2chダイレクトモード時) ●SN比:98dB(2chダイレクトモード時) ●消費電力:65W ●外形寸法:210W×95H×367Dmm(突起部含む) ●質量:3.5kg
<フロントスピーカー>
●形式:密閉型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:5.7cmコーン形ウーファー×2 、1.9cmドーム形スーパートゥイーター×1 ●最大許容入力:40W(EIAJ)、100W(PEAK) ●入力インピーダンス:6Ω ●再生周波数帯域:120Hz〜90kHz ●外形寸法:70W×210H×161Dmm(サランネット、DENONマーク含む)
●質量:1.1kg(1本)
<サブウーファー>
●形式:アンプ内蔵バスレフ型、防磁設計(EIAJ) ●ユニット:16cmコーン形ウーファー×1 ●最大出力:100W(EIAJ) ●入力インピーダンス(LINE IN):22kΩ ●再生周波数帯域:25Hz〜200Hz(LF DIRECT OFF時) ●クロスオーバー周波数:50Hz〜200Hz(連続可変/LF DIRECT OFF時) ●消費電力:59W(待機電力:1W以下) ●外形寸法:260W×332H×289Dmm (DENONマーク、アンプカバー、台座含む) ●質量:9.5kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
デノン渾身のフロントサラウンドシステムが登場
サラウンド・システムの泣き所はリア・スピーカーの置き場所だ。ことに狭いスペースやパーソナルユースの場合、現実的には置き場所のない場合が少なくない。そこで考えられたのがバーチャル・サラウンドという手法だが、これにも色々なものがある。いずれにしてもリアの問題を解消する有力な手段であるには違いない。
D-M51DVSはこの手法を応用したフロント完結型のサラウンド・システムである。デノンのハイコンポとして定評のある「ラピシア」シリーズの一環として開発された製品で、DVDチューナーアンプとスピーカー、サブウーファーのセットで構成されている。スピーカーはデスクトップで使えるような小型タイプだがアルミ押し出し材のキャビネットを使用し、またデノン独自のP.P.D.D.技術も採用している。サブウーファーもコンパクトだが100Wのアンプを内蔵する。DVDチューナーアンプはドルビーデジタル、DTS、AACに対応。MP3やWMAファイルの再生も可能だ。DVDはプログレッシブ機能搭載。セッティングは画面サイズを指定するだけといたって簡単だ。
注目されるのはドルビー・バーチャルスピーカー機能を装備していること。数あるバーチャル技術の中でも5.1chの本家本元であるドルビーが開発しただけに信頼性が高い。実際映画の音声が非常に自然なサラウンド感で聴こえてくる。ことに音が周囲に回り込んだときの感触に無理がない。2chに比べて音調が変わらないのもドルビーの特徴である。
このドルビーバーチャルはヘッドホンにも応用することができる。効果はスピーカーの場合と同様である。圧迫感や誇張がなく、ナチュラルなサラウンド感が得られる。ヘッドホン自体をハイグレードなものに替えてゆくことによって、いっそう情報量豊かな再現を獲得することが可能である。映画はサラウンドによってぐっと表現力が変わる。それが手軽に誰にも気兼ねなく実現できる便利なツールである。
text:井上千岳
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