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RX-SL80

YAMAHA
RX-SL80

¥44,000(税抜)

発売:2004年10月中旬
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【SPEC】
●実用最大出力:500W(100W×5) ●入力端子:アナログ音声×5、光デジタル音声×3、同軸デジタル音声×1、コンポジット映像×5 ●出力端子:REC OUTアナログ音声×1、REC OUTコンポジット映像×1、MONITOR OUTコンポジット映像×1、SP OUT×5 ●消費電力:130W ●外形寸法:435W×55.5H×325Dmm ●質量:6.4kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

独自のデジタルアンプ「Pulse Art」を搭載

ヤマハに薄型コンポを作らせたらうまい。一見すると、RX-SL100をモディファイした弟バージョンという位置づけだが、パワーや音の量感などをちょっぴり軽めにしたポップな音づくりという印象である。

女性シンガーはすっきり、あっさりとした声質がデジタルアンプらしい味わいだ。リズム系のキレやテンポ感がよく、この手の若々しいサウンドを好む読者は少なくないはずだ。

映画サラウンドもほぼ同様の傾向。DTSソース系の濃密な感触などはいまひとつだが、セリフやサラウンドの鮮度がよく、一音一音にあいまいさがないのは好印象。低音もキビキビと気持ちのよいスピード感だ。

(text:林 正儀)