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PIONEER
DV-484
\OPEN(予想実売価格12,000円前後)
【SPEC】●再生可能メディア:DVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-R/RW(ビデオモード)、DVD-R DL(ビデオモード)、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(音楽CDフォーマット、ビデオCDフォーマット、WMA/MP3/JPEGファイル) ●出力端子類:コンポーネント映像×1、D1/D2端子×1、S映像出力×1、コンポジット映像出力×1、光デジタル音声出力×1、同軸デジタル音声×1、アナログ音声出力×1 ●消費電力:7W ●外形寸法:420W×495H×225.5Dmm ●質量:1.8kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
再生機能だけでなく使い勝手にも工夫を凝らした
DVD ビデオ再生機器の普及率が50%を優に超える現状においては、買い替え及び複数購入者と新規購入者という分類ができると思う。その結果、高級モデルと廉価モデルとに、需要が両極化している。さらにその間に、DVDレコーダーが予想以上に安く出回ってしまったためか、ますます専用プレーヤーの空洞化が進むことになってしまった。
そのため、実勢価格で1万円台前半のDVDプレーヤーのコストパフォーマンスの高さは注目すべきものがある。その一角を担うのがパイオニア DV-484だ。幅420mmというフルサイズは、コンポらしさとスタイリッシュさを訴求するには不可欠なのだろう。
デザインでは、前面パネルを傾斜させているのは視認性が高く、実に使い勝手が良い。十字キーを含む主要な操作キーが本体に装備されているので、リモコンに頼らずに通常操作が可能となり、ディスクセット後の操作の流れに自由度が高まった。慣れていないとリモコンの多くのキーからスムースにコントロールしにくいものである。基本操作、設定をまとめた“簡単ガイド”も親切だ。
デジタル放送の1回だけ録画可能な番組収録のDVD-RWの再生を始め、デジカメ撮影静止画のJPEGファイルやWMA、MP3など高圧縮音楽データ収録のCD-R/RWなど多彩なフォーマット再生に対応。12bit映像DAC搭載やプログレッシブスキャン対応など、上級機のエッセンスも味わえる。
視聴した『TAXI NY』では、ナチュラルな色調で精細さは薄いが力感のある画調を再現し、音場感豊かに迫力のサウンドも堪能。音楽CDでは、スケール感や繊細さはそれなりだが、音楽的なまとまりの良さを実感できた。