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SHARP
LC-45AE5
(AQUOS)
¥620,000(税抜)
ビジュアルグランプリ2005SUMMER ≪銀賞≫受賞モデル
【SPEC】●画面サイズ:45V型 ●画素数:水平1920×垂直1080 ●表示サイズ:986W×555H、対角1130mm ●画面輝度:450cd/m2 ●視野角:上下左右170度 ●コントラスト比:800対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル000〜999ch、VHF1〜12ch、UHF13〜62ch、CATV13〜63ch ●音声実用最大出力:総合20.0W(10.0W+10.0W) ●接続端子:ビデオ入力4、S2映像入力2、 D4映像入力2、HDMI入力1、モニター出力1、 i.LINK2、デジタル音声出力(光)1 ●消費電力:315W ●外形寸法:1096W×745H×118Dmm(ディスプレイ部) ●質量:約29.5kg(ディスプレイ部)
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
一体型チューナータイプのフルHD液晶“アクオス”
フルハイビジョン液晶パネル搭載モデルの第2弾。前モデルから思い切って価格を下げてきたのが最大の特徴。それでいてフルデジタルチューナーを搭載するからお買得なモデルと言えるだろう。パネルはさらに進化しており、初代モデルよりさらに色バランスが良好になった。黒の階調表現力も高められた。デザインも柔らかな雰囲気を求めシルバーとブラックのツートンカラーになった。明るさセンサー搭載で環境に馴染む画作りを心掛けている。画質は全体的にバランス志向としたもので、ぎりぎり尖った作りではない。
本機の視聴はシャープの東京市ヶ谷ビルで行った。ハイビジョンは「標準モード」のデフォルトで視聴。明るさは視聴条件から50ルクス程度にしか設定できなかったことをお断りする。この状態で明るさセンサーを「オン」。デフォルトでほぼバランスした画質。基本が赤味をベースに持ったウォームタッチ。またソフトフォーカスでありノイズもきれいに消した破綻のない画質を目指した。情報量を望むにはやや無理がある。BSデジタル、地上デジタルもそれなりにしっかり描写するのが好ましい。
映画は「シネマモード」で視聴。暗部側の階調を引き出すような設定に、中間調も穏やかに、そして赤味を加えた肌色系を重視した画作り。ノイズも抑え気味にして破綻を避けバランスよく見せようとの意図が伺える。エッジもシャープさに振らず落ち着かせ加減だ。だからどんなソフトも上手くまとめられるところが特徴だろう。肌の皮膚感は少し薄れるが、これはデジタルNRを外せば少し改善されることを実施、体験もした。
(text:村瀬孝矢「2005年6月月間特集 視聴レポートより」)