特集 営業部長の年末商戦 |
||||
ボーズ ホームシアター市場を 大爆発させる
ボーズ(株) 岩崎悦郎氏 新たなシアター層を掘り起こし、市場でも好評の3・2・1。「『3・2・1エクスプロージョン』と名付け、10〜12月は販売目標台数を通常月の約1・5倍に設定しました。広告展開は延べ1200万部と、パブリシティも加え、大々的な露出を図ります。年末商戦ではさらに大爆発させますよ」と、岩崎氏は意欲満々だ。「どんな分野の商品でも、最終的には、手軽に本格的に楽しめることが大切だと思います。ホームシアターでネックとなっているのはセッティングや調整です。3・2・1は買ってすぐに誰でも手軽に楽しめる。もっと多くの人にわかってもらえれば市場はまだまだいくらでもあります」。 さらなる認知徹底へ、店頭活動にも力を注ぐ。「営業マンは土日には店頭に立ち、商品情報をお客様に正確に伝えるとともに、実際に体験していただけるように努力しています。オーディオやシアターのファンだけでなく、多くの一般の方に、簡単にホームシアターが楽しめることを訴えていきたいですね」。売り場もオーディオ売り場に加え、テレビ売り場に焦点を当てる。「プラズマや液晶が伸びていますが、音を加えれば楽しさが倍増することをアピールしていきたい」と、この年末も好調3・2・1でさらに畳み掛ける。 シアターニーズを掴んだ同社のもうひとつの主力商品が55WER。プラズマとの組み合わせや、ピュア用としても高い評価を獲得する。そして、さらなる展開を広げる新製品として33WERを新発売し、55WERとの組み合わせによるAM33、44、55のシステムを合わせて提案する。「33WERはセンター、リアはもちろん、メインスピーカーとしても使用できる大変応用範囲の広い商品です。『こんな風に使ってみたい』というイメージを、お客様自ら思い浮かべることができると思います」と、同社シアターラインナップの幅がぐんと広がった。 「年末にはサイフのひもも多少は緩むでしょう。売り場では、カテゴライズが変わる中で、今までのジャンルに捕われることのない、柔軟な売り場構築で、お客様を掴まえていただきたいですね」と岩崎氏。ボーズでは、今後のサラウンドの発展性を睨んだシステム初の6・1ch構成となるAM―16も投入。AMS―1U、WBS―1EXU、464については恒例のプレゼントキャンペーンも開催し、市場を大いに盛り上げていく。
|