<レポート>2000東京インターナショナルオーディオショウを見終わって
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リンのブースはさり気なく、魅力的なサラウンドシステムを展開 |
それなのに、嗚呼それなのに・・・
せっかくマルチチャンネルアンプやサラウンドスピーカーシステムを展示しているのに、実際にそうした製品でサラウンドを試聴できるブースはあまり多くなかった。もっと思い切った展開を期待していたのだが…
個人的に好感を持ったブースはLINN。さり気なく、自社の魅力を十分に生かしながら、サラウンドと2chの両方を鳴らしていた。
デザイン面では、ステラヴォックスのブースに展示されていたタグ・マクラーレンの製品群。曲線とメタリックを生かしたデザインが現代的。近未来的でも保守的でもなく「現代的」と言えるデザインを高品位に実現しているメーカーは少ない。
ティアックのブースに展示されていたEKORNESのソファーの座り心地は最高だった。夕方になると歩きつかれた人たちの憩いの場と化していた。(伊藤竜太)