本日『オーディオ銘機賞2001』が決定へ。審査会直前に2人の委員長に聞く
広畑照一氏(左)、斎藤宏嗣(右) |
「ミレニアムの審査会となるわけですから、選ばれるモデルもミレニアムを記念するに相応しいものが必要となります。そのため十分な時間をかけて審査を行うつもりです。オーディオは、アナログからデジタルに大きく変化を遂げました。デジタル機器は今後も数多く出てきますが、アナログも21世紀に生き続けていくものと考えます。アナログ関連製品も21世紀につながるモデルを選び出していきたいと思っています」<広畑照一氏>
「昨年が次世代オーディオのデビューの年といえると思いますが、今年は実用化を迎えたといえるでしょう。SACDは順調にハードとソフトが推移しています。DVDオーディオに関しては国内ソフトの発売に問題がありますが、11月にアメリカではソフトが発売になりますので、輸入盤が先行する形になります。これで両横綱が揃い踏みすることになりました。昨年に引き続き三賞には次世代プレーヤーが顔を出すことでしょう。また、DVDオーディオなどのマルチチャンネル再生に関しても、銘機賞としてそろそろ姿勢を決める必要があると考えています」<斎藤宏嗣氏>
『オーディオ銘機賞2001』審査会は午後5時で終了する予定となっている。受賞モデルの速報は本ファイルウェブ上で行うので、楽しみに待っていてほしい。どのようなモデルが選ばれるのか期待が高まる。 (季刊・オーディオアクセサリー編集部)