独TACETレーベルのCDとLPが日本に注目の上陸

公開日 2000/10/25 10:55
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『Das Mikrofon』(左)、『What about this Mr.Clementi?』(右)
●ハイ・ファイ・ジャパンはこの度、ドイツのTACETにより制作されているLPとCDの輸入販売を2000年8月21日より開始している。今回はその第1弾として10タイトルのCDと3タイトルのLPが発売されることとなった。
 TACETは、独自の革新的な録音技術を生かし、よりHiFiな音源を目指して制作をしているレーベル。彼らのLPやCDは、世界中のHiFiショーでは高く評価され、HiFiショップの一つの定番となっている。
 限定商品ですので、ひとつひとつにシリアル番号が入り、さらに1つのスタンパーから1000枚のみのプレスとなっている。素材には180gの100%バージンビニールを使用しているので、普通の混合品に比べ、音溝の復元力に非常に優れている。

 価格はCDが¥2,800(税別)でLPが¥4,200(税別)。輸入元の(株)ハイ・ファイ・ジャパンが今年、MusicHall(USA)のアナログプレーヤーを輸入販売するのを機に、予てよりソフトの供給を再開するために準備されたもの。是非お問い合わせいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

今回発売タイトルのうちの2タイトルをご紹介!

●『Das Mikrofon』(L17/LP・L17/CD)
1927年から現在までのさまざまなコンデンサー型マイクを使用して録音。マイクによる音の違いを優秀な録音で楽しめる。主にクラシックが収録されており、それぞれの演奏も秀逸。特にCarl Phillip Emnuel Bachの「Sonate C-Moll」のオーボエ演奏の音は最高である。TACETの代名詞となったDas Mikrofonの第1作。

●『What about this Mr.Clementi?』(34/CD)
Bechstein/Bosendorfer/Fazioli/Steinway/Yamahaという世界を代表するグランドピアノを集め、Gerrit Zitterbartが3 Preludesを違うピアノで5回演奏する。ピアノごとの特徴が見事に再見され、これほど違うものかと驚かされる。その後、ピアノごとに最も得意と思われる別々の曲も収録されており、企画力抜群の1枚



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