ケーブルブランド探訪記(古河電工 編その4)
μ-P2シリーズ |
絶縁材に高密度発泡ポリエチレンを採用。低静電容量化と防振を図り、豊かな低域としなやかな高域特性を高次元で両立させた。また、スクリューロック機構を持った高剛性ピンプラグが機器との接続を確実にしてくれるシリーズである。古河電工の技術を凝縮させたお薦めの人気シリーズだ。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
【μ-P2シリーズのラインナップ】
P2 R06(RCAピンタイプ/0.6mペア)¥8,800
P2 R10(RCAピンタイプ/1.0mペア)¥10,000
P2 R15(RCAピンタイプ/1.5mペア)¥11,800
P2 C10(XLRタイプ/1.0mペア)¥26,000
P2(切り売りタイプ/ラインケーブル)¥1,400/m
【古河電工のプロフィール】
同社は80年代初期より、OFC電源ケーブルを製品化するなど音質重視のケーブル製作における歴史は極めて古い。1986年には一方向性結晶無酸素銅PCOCC導体を開発し、オーディオケーブル界に新風をもたらした。このPCOCCには銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、結晶粒界が極めて少ないOFC導体。
同社はひき続き、このPCOCCに熱処理を加え、結晶構造や物性をコントロールしたμ導体を採用するようになり、現在に至るまでの主流となっている。また、デジタルケーブルには発泡テフロンを採用するなど、絶縁体の研究や構造も独自の設計ポリシーを持つ。
●お問い合わせは
(株)プロモーションワークス:TEL0424(41)1141
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