ケーブルブランド探訪記(オルトフォン編その3)
7NX・PSC5.0 HG |
第3回目は注目の新型モデル、7NハイブリッドACパワーケーブル「7NX-PSC5.0QHG」をご紹介する。導体には、超高純度7N銅を中心に、6N銅、4N銅、OCCの3種類の高級素材をブレンドして使用。磁界の打消効果を狙った対角接続による4芯(Quadra)構造、完璧なシールド付きのこだわりの電源ケーブルが誕生した。
また、プラグとインレットには、ホスピタル・グレードのUL規格準拠品に、さらに耐久性の高いロジュームメッキをかけてオーディオグレードに昇格させた理想的なモデルに仕上がった。
「オーディオアクセサリー」誌ではまだご紹介していないモデルなので、次号の目玉となること間違いなしのモデルだ。お楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
【オルトフォンのプロフィール】
オルトフォン(デンマーク)は創立80年を超える、世界で最も古いオーディオメーカーの一つである。同社はトーキー関係の機器開発を行っていた創立当初から、やがて音楽産業の興隆とともに、録音機器にも進出した。特に戦後作られたSPUカートリッジは現在に至るまでマイナーチェンジを続け、ロングセラーモデルとしての不動の地位を保っている。
一方、同社のケーブルは、日本の同和鉱業との共同開発によっていち早く高純度銅への研究を開始し、1993年には世界初の7N銅とそれに続く究極の8N銅の製品化に成功したし、ケーブルメーカーとしての地位を確保した。
最近では、これらの高純度素材を黄金比で絶妙に組み合わせ、4芯クアドラ構造で構成した「リファレンスシリーズ」が話題を呼んでいる。ヘッドシェル・リードからスピーカー、デジタル、ビデオに至るまで、幅広い製品開発によって、高純度素材の魅力を世に広める信頼のブランドである。
【お問い合せ先】
オルトフォンジャパン TEL:03(3818)5243