ナミ・レコードからベートーヴェン交響曲全集 第1弾発売
『ベートーヴェン交響曲全集 1』 |
高関 健指揮、大阪センチュリー交響楽団による、「ベートーヴェン交響曲全集」の第1弾が3月25日に発売となった。
近年、古楽器による演奏を含めた「古典」に対しての新しいアプローチにより、作品研究の点でも格段の進歩が図られて、作品の本質に深く迫る試みがさまざまに行われている。
今回リリースされる新譜は、大阪センチュリー交響楽団が新たにベートーヴェンの連続演奏に取り組んだ、意欲作品集の第一作目となるディスク。
演奏にあたり、最新の研究成果を取り入れたベーレンライター版(ジョナサン・デル・マール校訂)を使用。初心にかえって新しい表現を目指したものとなっており、この新しいシリーズに期待したい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
今回は、交響曲第1番と第3番「英雄」のカップリング。
収録は2000.4.7、大阪いずみホールにおけるライブ録音。