山本音響工芸からマルチユースな新型ラックが発売
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OKM-50 |
この新しいモデルは2種類あり、いずれも棚板には強度の高さ、響きの良さで定評のある高密度な30mm厚桜合板を採用し丸味を帯びた優しい形状に削り、4カ所に貫通穴を開けてそこに直径32mm、肉厚3mmの強靱なステンレスパイプを通し、側面からボルトで締め付けるというシンプルで最も強度のとれる方式を採用している。棚板の前後左右の空間に仕切が全くないのでアンプなどを設置しても放熱効果が良く、配線もしやすくなっている。また棚板に使用している桜合板は強度が高いだけではなくたわみにも大変強いため長時間重い物を載せていても変形せず、安心して使える点が特徴だ。
また、パイプの先端はピン受け構造となっていて設置強度が高く、床面との設置には黒檀製の受けベース(PB-10と同等品)を付属し、床を傷つけることなく安定してセットでき、パイプの上部先端には凹型の受け穴を設けているのでそこに200mmと280mmの拡張用のパイプをスタッキングして背を高くすることも可能となっている。
OKM-50(\88,000)は主として32型のワイドテレビ用、OKMW-50(\108,000)は36型のワイドテレビ用に適応するように設計されていて、もちろん大型のアンプやアナログプレーヤーなどの他の用途に使用することも、もちろん可能なマルチユースなラックとなっている。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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