ケーブルブランド探訪記(モンスターケーブル編 その4 D端子ケーブル)
MV3DD \12,500(3m) |
同モデルは容易かつ確実な接続を実現するデュアルスプリング式コネクターレバーおよび金メッキ採用のD端子仕様の映像ケーブルである。
銅ホイル&銀メッキ高密度銅網線による二重構造シールドや、ケーブル内部での導体のズレを抑えるガス注入式の絶縁体、ローレベル信号の伝送に効果を発揮する銀ハンダ接続など同社の技術を集結させたモデルとなっている。なお、長さは1.5m・3m・8mがラインナップされているので、システムに合わせてお選びいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●モンスターケーブル社のプロフィール
モンスターケーブル社は米国カリフォルニア州、サウス・サンフランシスコに拠点を持つ大手ケーブルメーカー。社長兼エンジニアであるノエル・リー氏の手により創業される。1987年よりタイムコレクト構造を軸に綿密な構造の組み合わせによる設計を開始する。
ケーブルの音質を左右するのは、導体よりも構造や絶縁体にあるとする基本理念を基に、電磁界の影響に対する対策や、低域と高域の電波速度の違いに対する対策など、あらゆる研究を繰り返して現在に到る。
2000年に同社の技術を集結させた、新フラッグシップSPケーブルとRCAオーディオケーブルの「シグマ・レトロ・シリーズ」を発表。また、近年ではマルチチャンネルや映像系のケーブルにも力を入れ、CPの高い入門モデルからハイエンドまで幅広い対応力を誇り、まさに世界最大のケーブルメーカーとして君臨し続けている。
関連リンク
トピック