音楽は詩であり、政治だ!<アメリカン・クラーヴェ>リマスタリング盤&新作発売
<アメリカン・クラ−ヴェ>は、体制側の音楽への一撃という意味をも持り、政治的なメッセージを送り続けてきた。ジャズ、ニューオリンズ・ファンク、ポスト・パンク、ニューヨーク・ラテン、現代音楽、映画、詩など、さまざまな音楽やカルチャーをコラージュしたかのようなサウンドを展開。様々な場所で活躍しているアーティストや、無名のアーティストが混じり独特の世界を築き、コアなファンから熱い指示を受け続けてきた。
今回(2007年4月4日)、再発されたのは、次の3作品。
『キップ・ハランハン/クープ・デ・トゥトゥ』 EWSAC 1007
『ディープ・ルンバ/ア・カーム・イン・ザ・ファイア・オブ・ダンスィズ』 EWSAC 1030
『ミルトン・カルドナ/ベンベ』 EWSAC 1004
いずれも三方が背になったBOX仕様で書き下ろしライナーノート含む12〜20pブックレット付きだ。
満を持して発表された新アルバムとは、次の1作品。
『ピリ・トーマス/エヴリ・チャイルド・イズ・ボーン・ア・ポエット』 EWSAC 1033
こちらはポエトリー・リーディングアルバムだ。ジョナサン・ロビンソン監督によるピリの記録映画のCD盤である。紙ジャケットW仕様で、計56pのブックレット付きである。
すべてSACD/CDのハイブリッド盤でイーストワークスより発売中。今後も続々とリマスタリング盤が再発される予定である。すでに<アメリカン・クラーヴェ>を知っている方も、初めて知る方も、ぜひ聴いてみてほしい。
(オーディオアクセサリー編集部)
関連リンク