「TOKYOスペシャル・インポート・カーショウ」カーオーディオレポート
輸入車のチューニング・ドレスアップ・メンテナンスをテーマにしたモーターショウ「TOKYO SPECIAL IMPORT-CAR SHOW 2009」が6月19日から本日まで、東京ビッグサイトで開催されている。併設されているオートメンテナンスショウの出展社も合わせると235社ものが参加しているビッグイベントであり、たくさんの来場者が訪れている。
本イベントはチューニング車の車両、各種パーツ、メンテナンス用品などのノウハウを示し、それらの魅力を広く知らしめる輸入車の祭典だが、アフターでカスタマイズするカーオーディオを提案していたブースも数多くあったのでレポートしたい。
まず、センターステージを構えていたのが、イース・コーポレーション。20日と21日のステージイベントの舞台を、同社の一台の巨大なトラックが形成していた。河村隆一のトークショー(6月21日15時)、KONISHIKIのライブ(6月20日午前と午後、21日午前と午後)など、多数のイベントが行われる会場となっている。取材した19日はイベントは行われない日であったが、その客席脇にはカーオーディオを体験できるデモカーが2台展示されていた。
1台はポルシェのボクスターで、JL AUDIOを中心としたシステムが搭載されたもの。もう一台はボストン・アコースティックスのデモカーVW GOLF GTI。
このショウの見どころであるセンターステージを担当しているイース・コーポレーションの関口周二氏は次のように語っていた。「このイベントは輸入車の車両そのものを見せるだけでなく、各パーツや化学系のメーカーなども参加している総合的なイベントですが、カーオーディオもその中核を担うジャンルのひとつです。特にカーオーディオは聴いてみる、体験してみることがないと、その魅力を知ることはできませんので、このような人が集まる場を大切にしています。楽しいイベントを用意していますので、ぜひ楽しんでいっていただきたいですね」。
ポルシェ・ボクスターにはロックフォード・フォスゲートのIBEAMという共振装置がシート下に据え付けられており、超低域を耳でなく体全体で体感できる。このおもしろさも、ぜひデモカーに乗ってみることで味わってみてほしいものである。
茨城県守谷市にあるプロショップQUANTUM(クァンタム)のブースでは、カロッツェリアX×BMW325とダイヤトーン×VW シロッコ の2台を展示していた。
カロッツェリアXのラインアップはメインユニットRS-D7XV、プロセッサーRS-P90X、4chパワーアンプRS-A70X、スピーカーTS-T1RSV、TS-S1RSU、TS-M1RSU、サブウーファーTS-W1RSU。デジタル調整を駆使した現代のカーオーディオのトップに位置づけられるハイエンドシステムのひとつである。クルマのなかで聴いて楽しくなるサウンドを追求し尽くした、洗練されたサウンドに仕上げられていた。
ダイヤトーンはスピーカーDS-SA1と、昨年末にリリースされた新製品DA- PX1を中心としたシステム。DA-PX1はDAコンバーターにDSP機能とメモリープレーヤー機能を付加したものであり、今回はUSBメモリーをプレーヤーとして再生を行った。ホームオーディオのハイエンドクラスの音をそのままカーオーディオに持ってきたような、雑味のないピュアサウンドである。たくさんの来場者が順番待ちで試聴にのぞんでいた。
クァンタムの代表・土屋和之氏は「今回のインポートカーショウでは比較的新しいハイエンドシステムを搭載した2台をご用意いたしました。当店では、この他にもいろいろなコンセプトを形にしたデモカーが数多くあります。お気軽にご来店ください」と語っていた。
その隣のブースは、静岡県静岡市にあるプロショップ・サウンドガイアで、同店が得意とするアナログのカーオーディオサウンドをBMW Z4で聴くことができた。
スピーカーはPHASS FD0496という10 cmのフルレンジ一発。メインアンプは同じくPHASSの真空管式TP2.150。メインユニットはカロッツェリアのAXM-P01。
ボーカルものを立て続けに聴いたが、そのアーティストの唯一無二の声の魅力が伝わってきて、心が癒されるようなサウンドであった。
代表の大池安正氏は次のように語っていた。「デジタル調整したサウンドの、倍音成分の表現や空気感の冷たさが気になり、当店では主に、アナログのサウンドを追求しています。中域の少し下の帯域の表現をさらに良くしたくて、この展示会直前に電源ケーブルを太いものに交換したりして、仕上げたんですよ。アナログ志向を愛する人達は、県外からも当店にいらっしゃいます。このような機会にその魅力に気づいてくれる人が増えてくれれば、非常にうれしいことです」。
この他にもカーオーディオを提案しているブースは多数。体験試乗会や、ドレスアップ車のコンテストなど楽しいイベントも同時開催されており、たいへんなにぎわいを見せていた。
本イベントはチューニング車の車両、各種パーツ、メンテナンス用品などのノウハウを示し、それらの魅力を広く知らしめる輸入車の祭典だが、アフターでカスタマイズするカーオーディオを提案していたブースも数多くあったのでレポートしたい。
まず、センターステージを構えていたのが、イース・コーポレーション。20日と21日のステージイベントの舞台を、同社の一台の巨大なトラックが形成していた。河村隆一のトークショー(6月21日15時)、KONISHIKIのライブ(6月20日午前と午後、21日午前と午後)など、多数のイベントが行われる会場となっている。取材した19日はイベントは行われない日であったが、その客席脇にはカーオーディオを体験できるデモカーが2台展示されていた。
1台はポルシェのボクスターで、JL AUDIOを中心としたシステムが搭載されたもの。もう一台はボストン・アコースティックスのデモカーVW GOLF GTI。
このショウの見どころであるセンターステージを担当しているイース・コーポレーションの関口周二氏は次のように語っていた。「このイベントは輸入車の車両そのものを見せるだけでなく、各パーツや化学系のメーカーなども参加している総合的なイベントですが、カーオーディオもその中核を担うジャンルのひとつです。特にカーオーディオは聴いてみる、体験してみることがないと、その魅力を知ることはできませんので、このような人が集まる場を大切にしています。楽しいイベントを用意していますので、ぜひ楽しんでいっていただきたいですね」。
ポルシェ・ボクスターにはロックフォード・フォスゲートのIBEAMという共振装置がシート下に据え付けられており、超低域を耳でなく体全体で体感できる。このおもしろさも、ぜひデモカーに乗ってみることで味わってみてほしいものである。
茨城県守谷市にあるプロショップQUANTUM(クァンタム)のブースでは、カロッツェリアX×BMW325とダイヤトーン×VW シロッコ の2台を展示していた。
カロッツェリアXのラインアップはメインユニットRS-D7XV、プロセッサーRS-P90X、4chパワーアンプRS-A70X、スピーカーTS-T1RSV、TS-S1RSU、TS-M1RSU、サブウーファーTS-W1RSU。デジタル調整を駆使した現代のカーオーディオのトップに位置づけられるハイエンドシステムのひとつである。クルマのなかで聴いて楽しくなるサウンドを追求し尽くした、洗練されたサウンドに仕上げられていた。
ダイヤトーンはスピーカーDS-SA1と、昨年末にリリースされた新製品DA- PX1を中心としたシステム。DA-PX1はDAコンバーターにDSP機能とメモリープレーヤー機能を付加したものであり、今回はUSBメモリーをプレーヤーとして再生を行った。ホームオーディオのハイエンドクラスの音をそのままカーオーディオに持ってきたような、雑味のないピュアサウンドである。たくさんの来場者が順番待ちで試聴にのぞんでいた。
クァンタムの代表・土屋和之氏は「今回のインポートカーショウでは比較的新しいハイエンドシステムを搭載した2台をご用意いたしました。当店では、この他にもいろいろなコンセプトを形にしたデモカーが数多くあります。お気軽にご来店ください」と語っていた。
その隣のブースは、静岡県静岡市にあるプロショップ・サウンドガイアで、同店が得意とするアナログのカーオーディオサウンドをBMW Z4で聴くことができた。
スピーカーはPHASS FD0496という10 cmのフルレンジ一発。メインアンプは同じくPHASSの真空管式TP2.150。メインユニットはカロッツェリアのAXM-P01。
ボーカルものを立て続けに聴いたが、そのアーティストの唯一無二の声の魅力が伝わってきて、心が癒されるようなサウンドであった。
代表の大池安正氏は次のように語っていた。「デジタル調整したサウンドの、倍音成分の表現や空気感の冷たさが気になり、当店では主に、アナログのサウンドを追求しています。中域の少し下の帯域の表現をさらに良くしたくて、この展示会直前に電源ケーブルを太いものに交換したりして、仕上げたんですよ。アナログ志向を愛する人達は、県外からも当店にいらっしゃいます。このような機会にその魅力に気づいてくれる人が増えてくれれば、非常にうれしいことです」。
この他にもカーオーディオを提案しているブースは多数。体験試乗会や、ドレスアップ車のコンテストなど楽しいイベントも同時開催されており、たいへんなにぎわいを見せていた。