2009東京インターナショナルオーディオショウレポート

タイムロード、iPod対応のDAC・プリアンプ「Indigo」が登場 − Roth Audioからも新スピーカー

公開日 2009/10/02 19:05 Phile-web編集部
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RAIDHO Acousticsのスピーカーが勢揃いするタイムロードのブース
タイムロードは、CHORDのコンポーネントとRAIDHOのスピーカーの組み合わせによる試聴再生をメインに展開。iPodドック搭載のDAC/プリアンプ「Indigo」も出展された。


CDプレーヤー「Red Reference MK2」(写真上)とプリアンプ「CPA5000」(写真下)
メインの試聴システムはCHORDのReferenceシリーズからCDプレーヤー「Red Reference MK2」、プリアンプ「CPA5000」などをセレクト。パワーアンプには「SPM1200E」が組み合わせられていた。またRAIDHOのスピーカーは「Ayra C3/C2/C1+Stand」の全ラインナップが用意されている。


DAC・プリアンプ「Indigo」
DAC/プリアンプ「Indigo」については、今年のInternational CESで発表され話題を集めたモデル(関連ニュース)。アナログ/デジタル双方のオーディオ入力信号に対応するDACプリアンプとなり、デジタル入力はAES/EBU(XLR)、SPDIF(BNC)、TOSリンクを2系統ずつのほか、USB、Bluetooth(A2DP)、iPod専用ドックを搭載する。

iPodをドックに装着した状態

本体前面のドック部


Indigo本体背面にはワイヤレス/Bluetooth用アンテナを搭載する
iPodの接続については、CHORDオリジナル方式に改造を加えたiPodが本体に付属されており、本機をドックにセットすることにより、iPod内部のDA変換回路をバイパスしたデジタル入力が可能になる。また改造されたiPodに付属のiPodドングルを装着することで、2.4GHz帯のワイヤレスによるデジタル信号送信が可能になる。iPodから送り出された非圧縮音源は、Indigoに搭載されている独自のWTAフィルターによりサンプリングレートを引き上げ、第5世代のパルスアレイDACでアナログ変換を行い、高音質な再生が楽しめる。


CHORDオリジナル方式に改造を加えたiPodが付属する

オリジナルiPodの背面。CHORDのロゴが無数にプリントされている
またiPod touch/iPhoneについてはBluetooth接続による再生も可能だ。なお通常のiPodを本機のドックにつないで再生した場合は、アナログ入力による再生となる。本機の国内発売については10月末頃にアナウンスされる予定であるという。価格はインテグラレッグ4本装着の場合で1,554,000円(税込)。


“OLi”シリーズ「C2」

アクティブサブウーファー「KH2」
そのほか、Roth Audioからはスピーカーシステム“OLi”シリーズの新製品が登場。「C2」は2Wayのセンタースピーカー。価格は税込31,500円となる。「KH2」は125Wの出力を実現したアクティブタイプのサブウーファーで、価格は75,600円。いずれも11月10日の発売を予定している。


ULTRASONEのヘッドホンもリスニング可能
ブースの一角にはULTRASONEのヘッドホン「edition 8」(本機のレビュー)、「PRO900」、「Zino」の試聴機も設置されており、自由にリスニングが可能になっている。

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