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ライブレコーディング生録セミナーレポート − 23名の参加者がクラシック生演奏を最新録音機で収録

公開日 2010/06/21 18:02 ピュアオーディオ本部
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(社)日本オーディオ協会主催の「体験!ライブレコーディング生録セミナー」が、6月19日に開催された。場所は世田谷にある松本記念音楽迎賓館。20名限定の募集に定員を上回る応募があり、イベントには23名が参加した。


岩井喬さんのセミナーを聞く参加者の方
プログラムは、録音エンジニアでもある岩井喬さんの生録セミナーと、実際の演奏を生録音するというもの。名手が演奏するクラシックの名曲を、自前のレコーダー、さらには各社最新レコーダーのレンタルで録音できるという嬉しい企画。

今回の演奏について触れておこう。演奏者はバイオリンの田野倉雅秋さんとピアノの澤田智子さん。田野倉さんは広島交響楽団のコンサートマスターで、次世代を担う若手の名手である。澤田さんはブルガリア国立プレヴェン交響楽団、広島交響楽団等と共演するほか、ピアノ3重奏「ARTICA(アルティカ)TRIO」のメンバーとして活動中のピアニスト。演目はベートーベンのバイオリンソナタ第5番「春」、シューマンのバイオリンソナタ第1番と、2曲のソロ演奏であった。


白熱の演奏をされた田野倉 雅秋さんと澤田 智子さん
参加者は、記念館の小さなホールに鳴り響く、その美しく感動的な演奏を録音したことになる。終了後、録音成果の試聴会も用意され、録音機の実力、セッティング場所、マイクのことなど和気藹々と語り合い、優雅な土曜の午後を過ごされたようだ。

参加協賛メーカーは以下の通り。オリンパスイメージング(株)、(株)コルグ、(株)ズーム、ソニー(株)、ティアック(株)、ローランド(株)などハードメーカー6社と、ディスクメディアの(株)スタート・ラボであった。

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