体験ゾーンを増加

「オーディオ&ホームシアター展TOKYO」11月21日から秋葉原で開催

公開日 2010/09/14 18:23 ファイル・ウェブ編集部
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(社)日本オーディオ協会は、「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO 2010」を、2010年11月21日(日)から23日(火・祝)の3日間、秋葉原で開催する。入場は無料。本日同協会は記者会見を行い、開催概要について説明した。

会場は秋葉原UDXを「総合館」、富士ソフトアキバプラザを「オーディオ館」と位置づけ、各メーカーが趣向を凝らした展示を行う。また、秋葉原地区周辺の協賛店でも期間中に各種イベントが行われる。会期中に40,000人規模の集客を目指す。なお、本日現在で決定している出展社は会場内が63社・団体、会場外が17社・団体。

イベントの概要

メインビジュアルには写楽を採用

今年の開催テーマは「魅せます“良い音と映像”のある快適空間」。UDXの会場側にも特設視聴室を設けるなど体験ゾーンを増やし、新製品や新技術の情報を、展示とセミナーでわかりやすく紹介することを目指していく。

また、セミナーを充実させるのも今回の特徴。協会主催のセミナーやオーディオ専門誌各誌の出版社主催のセミナーが行われるのは昨年と同様だが、今年は出展企業のセミナーも展開。「メーカーさんの名前を冠したものを含め、しっかりと情報発信をしていきたい」(日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏)という。

セミナーを充実させる

生録イベントには「CHECKMATE JAZZ ORCHESTRA」が登場

イベントにも注力。毎年恒例となっている「工作教室」では、スピーカーやアンプの自作体験ができる。また、生録イベント「体験!ライブレコーディング3」には「CHECKMATE JAZZ ORCHESTRA」が登場。迫力の演奏をリニアPCMレコーダーで録音することが可能だ。

校條会長は、「オーディオ業界はなかなか厳しく、安閑とはしていられないが、個々を見ていくと、今年前半の6ヶ月でアンプやCDプレーヤーが2桁の伸びを示しているなど、マイナスの分野ばかりだけではない」と指摘。

日本オーディオ協会の校條亮治会長

国内オーディオ市場の動向

その上で、オーディオ業界の問題点を次々に挙げ、「新しい生活提案ができていない」「体験の場が少ない」「説明人材が不足している」「消費者感覚と企業の感覚にズレがある」と述べ、「今回のイベントがこれらの問題へのフックになれば」と話した。

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