上位機の思想を継承したミドルレンジモデル
ラックスマン、 “Xシリーズ”第2弾の純A級プリメインアンプ「L-550AX」を発売
ラックスマン(株)は、トランジスター式プリメインアンプ“Xシリーズ”の新モデルとして純A級プリメインアンプ「L-550AX」を2月より発売する。価格は346,500円(税込)。
2010年10月に発売された「L-590AX」(関連ニュース)に続く、Xシリーズの第2弾モデル。独自の高音質帰還回路ODNFの最新バージョンをA級化した「ODNF3.0A」を搭載するなど同機の特徴を引き継いだミドルレンジ機だ。
L-590AXとの主な相違点として、定格出力が30W+30W(8Ω)から20W+20W(8Ω)になったほか、出力構成を3パラレル・プッシュプルからパラレル・プッシュプルへ変更。また、端子類ではバランス・ラインが2系統から1系統へと変更されている。
前述のように「ODNF3.0A」を採用するほか、電子制御アッテネーターにもL-590AX同様に「LECUA」を搭載。これにより音量調節における音質劣化を最低限に抑えたという。また、プリ/パワーを分離できるセパレートスイッチも搭載しており、バイアンプ構成やAVシステムとの共存も可能だ。
入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成するビーライン・コンストラクション設計も継承するほか、高レギュレーションの電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×4本)を組み合わせた、ハイイナーシャ(高慣性)電源としている点もL-590AXと同様。
セレクター・スイッチICはフラグシップ機「C-1000f」にも採用されているもので、これによりセパレーションとクロストーク性能を向上。電源整流回路にはスイッチング・ノイズが少なく直流電圧への変換効率の高い、日本インター製ショットキーバリア・ダイオードを使用している。また、内部配線は各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を施した独自のOFCワイヤーを採用している。
シャーシもL-590AX同様に独立コンストラクションのループレスシャーシ構造で、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇をシャットアウト。入力には、前述のバランス・ライン1系統のほか、ライン4系統とMM/MC切替のフォノ1系統を装備。録音入出力1系統とセパレート入出力1系統も備えている。また、スピーカー出力はA、B2系統を備えAB同時出力も可能。
RCA端子は大型のプラグを装着した高音質ケーブルにも対応できるよう配慮して18mmピッチにし、スピーカー端子はYラグやバナナ端子に対応したインライン(LR同一特性)レイアウトを採用。
また、外形寸法は同社のセパレートアンプ、およびSACDプレーヤーと共通の横幅440mmを採用。ただし本機では高さをL-590AXより15mm削減している。そのほか、対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコンと、ノンツイスト構造の電源ケーブル「JPA-10000」などが付属する。
【問い合わせ先】
ラックスマン(株)
TEL/045-470-6991
2010年10月に発売された「L-590AX」(関連ニュース)に続く、Xシリーズの第2弾モデル。独自の高音質帰還回路ODNFの最新バージョンをA級化した「ODNF3.0A」を搭載するなど同機の特徴を引き継いだミドルレンジ機だ。
L-590AXとの主な相違点として、定格出力が30W+30W(8Ω)から20W+20W(8Ω)になったほか、出力構成を3パラレル・プッシュプルからパラレル・プッシュプルへ変更。また、端子類ではバランス・ラインが2系統から1系統へと変更されている。
前述のように「ODNF3.0A」を採用するほか、電子制御アッテネーターにもL-590AX同様に「LECUA」を搭載。これにより音量調節における音質劣化を最低限に抑えたという。また、プリ/パワーを分離できるセパレートスイッチも搭載しており、バイアンプ構成やAVシステムとの共存も可能だ。
入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成するビーライン・コンストラクション設計も継承するほか、高レギュレーションの電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×4本)を組み合わせた、ハイイナーシャ(高慣性)電源としている点もL-590AXと同様。
セレクター・スイッチICはフラグシップ機「C-1000f」にも採用されているもので、これによりセパレーションとクロストーク性能を向上。電源整流回路にはスイッチング・ノイズが少なく直流電圧への変換効率の高い、日本インター製ショットキーバリア・ダイオードを使用している。また、内部配線は各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を施した独自のOFCワイヤーを採用している。
シャーシもL-590AX同様に独立コンストラクションのループレスシャーシ構造で、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇をシャットアウト。入力には、前述のバランス・ライン1系統のほか、ライン4系統とMM/MC切替のフォノ1系統を装備。録音入出力1系統とセパレート入出力1系統も備えている。また、スピーカー出力はA、B2系統を備えAB同時出力も可能。
RCA端子は大型のプラグを装着した高音質ケーブルにも対応できるよう配慮して18mmピッチにし、スピーカー端子はYラグやバナナ端子に対応したインライン(LR同一特性)レイアウトを採用。
また、外形寸法は同社のセパレートアンプ、およびSACDプレーヤーと共通の横幅440mmを採用。ただし本機では高さをL-590AXより15mm削減している。そのほか、対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコンと、ノンツイスト構造の電源ケーブル「JPA-10000」などが付属する。
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