ミュンシュ&パリ管の幻想なども
e-onkyoにてEMIクラシックス17タイトル期間限定配信 − デュ・プレのエルガーVc協など
e-onkyo musicは本日4月1日よりEMIクラシックスの音源17タイトルを配信開始した。ラインナップはジャクリーヌ・デュ・プレのエルガー「チェロ協奏曲」やミュンシュ/パリ管の幻想交響曲、カラヤン/ベルリンフィルのチャイコフスキー4/5/6番など。なおこの配信は「期間限定」とのこと。期間がいつ頃までになるかは未定だという。
EMIクラシックスでは2012年にアビイ・ロード・スタジオのデジタルリマスターを施したSACDシングルレイヤー盤をリリースしたが、今回のハイレゾ配信は、そのSACD用のDSDマスターを作成する元となった96kHz/24bitデジタルマスターを使用し、配信している。
リマスタリングはアビイ・ロード・スタジオのサウンドエンジニア サイモン・ギブソン氏、イアン・ジョーンズ氏、アンドルー・ウォルター氏、アラン・ラムゼイ氏が担当。
使用システムはステューダーのA80、PrismのADA-8コンバーター、SADiEのDigitalAudio Workstation。鑑賞の大きな妨げになると判断したクリック音やパチパチノイズ、テープヒスなどをCedarの音源復元テクノロジーで除去。その方がベターだと判断した場合のみ、曲間や楽章間にアンビエンスを加えて編集している。また、音量レベルなどを合わせる最終バージョンの調整は、EMI独自のアナログイコライジングシステム(TG12412、TG12414)を使用したとのことだ。
担当エンジニア:サイモン・ギブソンのコメント
“最初に、私たちはロンドンのEMIのアーカイヴに保管されている金属原盤やオリジナルテープと、それとは異なるソースや、以前CD化する際につくられたデジタルマスターとの比較をしました。その際に、まず頼りにしたのは、それぞれのレコーディングを担当したエンジニアとプロデューサーが録音セッションについて詳細に書き残した記録ファイルです。そこから、「なぜオリジナルマスターとは別のテープがワン・セット存在するのか」といった理由も分かりました。
レコーディングは、1930年代から70年代にまで及び、マスターも78回転のSPレコード、モノラルからステレオのアナログテープまでと多岐にわたりました。中にはフランスEMI から取り寄せた、オリジナル・マスターテープも存在します。これらのコンディションが、とても良い状態にあったのは、本当に幸運なことでした。作業中、鑑賞の大きな妨げになりうると判断した場合のみ、クリック音やパチパチノイズ、テープヒスなどを、Cedar社の音声復元テクノロジーを使用して取り除き、その方がベターだと判断した時には、曲間や楽章間にアンビエンス(臨場感)を加えて編集しています。そして、音量レベル等を合わせる最終ヴァージョンの調整は、EMI独自のテクノロジーであるアナログ・イコライジングシステム、TG12412 とTG 12414 を使用しました。これらの偉大なレコーディングが高精度なフォーマットでリリースされるのはこれが初めてであり、リスナーの方々には、これまでになく明晰で精細な音によってこれらのかけがえのない演奏を楽しんで頂けると確信しています。“
(以上、SACD 用リマスタリング時のコメントより抜粋)
配信曲リスト
■エルガー:チェロ協奏曲 海の絵 / ジャクリーヌ・デュ・プレ、サー・ジョン・バルビローリ、ロンドン交響楽団
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2 番、フランク:交響的変奏曲 / アレクシス・ワイセンベルク
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■マーラー:交響曲第9 番 / サー・ジョン・バルビローリ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベルリオーズ:幻想交響曲 / シャルル・ミュンシュ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ブルックナー:交響曲第9 番 / カール・シューリヒト
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■リヒャルト・シュトラウス:歌曲集 / エリザベート・シュワルツコップ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 / オットー・クレンぺラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■マーラー:大地の歌 / オットー・クレンぺラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ラヴェル:ボレロ/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲 / アンドレ・クリュイタンス
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■チャイコフスキー:交響曲第4 番 第5 番 第6 番「悲愴」 / ヘルベルト・フォン・カラヤン
(96kHz/24bit:アルバム5,000 円)
■ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 / ダヴィッド・オイストラフ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■バッハ:無伴奏チェロ組曲 / パブロ・カザルス
(96kHz/24bit:アルバム4,001 円)
■ドヴォルザーク:交響曲第9 番 新世界より / ヘルベルト・フォン・カラヤン
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 / ジャクリーヌ・デュ・プレ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 二重協奏曲 / ダヴィッド・オイストラフ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベートーヴェン: 交響曲 第1 番 & 第3 番「英雄」 / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク & 13 管楽器 / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
EMIクラシックスでは2012年にアビイ・ロード・スタジオのデジタルリマスターを施したSACDシングルレイヤー盤をリリースしたが、今回のハイレゾ配信は、そのSACD用のDSDマスターを作成する元となった96kHz/24bitデジタルマスターを使用し、配信している。
リマスタリングはアビイ・ロード・スタジオのサウンドエンジニア サイモン・ギブソン氏、イアン・ジョーンズ氏、アンドルー・ウォルター氏、アラン・ラムゼイ氏が担当。
使用システムはステューダーのA80、PrismのADA-8コンバーター、SADiEのDigitalAudio Workstation。鑑賞の大きな妨げになると判断したクリック音やパチパチノイズ、テープヒスなどをCedarの音源復元テクノロジーで除去。その方がベターだと判断した場合のみ、曲間や楽章間にアンビエンスを加えて編集している。また、音量レベルなどを合わせる最終バージョンの調整は、EMI独自のアナログイコライジングシステム(TG12412、TG12414)を使用したとのことだ。
担当エンジニア:サイモン・ギブソンのコメント
“最初に、私たちはロンドンのEMIのアーカイヴに保管されている金属原盤やオリジナルテープと、それとは異なるソースや、以前CD化する際につくられたデジタルマスターとの比較をしました。その際に、まず頼りにしたのは、それぞれのレコーディングを担当したエンジニアとプロデューサーが録音セッションについて詳細に書き残した記録ファイルです。そこから、「なぜオリジナルマスターとは別のテープがワン・セット存在するのか」といった理由も分かりました。
レコーディングは、1930年代から70年代にまで及び、マスターも78回転のSPレコード、モノラルからステレオのアナログテープまでと多岐にわたりました。中にはフランスEMI から取り寄せた、オリジナル・マスターテープも存在します。これらのコンディションが、とても良い状態にあったのは、本当に幸運なことでした。作業中、鑑賞の大きな妨げになりうると判断した場合のみ、クリック音やパチパチノイズ、テープヒスなどを、Cedar社の音声復元テクノロジーを使用して取り除き、その方がベターだと判断した時には、曲間や楽章間にアンビエンス(臨場感)を加えて編集しています。そして、音量レベル等を合わせる最終ヴァージョンの調整は、EMI独自のテクノロジーであるアナログ・イコライジングシステム、TG12412 とTG 12414 を使用しました。これらの偉大なレコーディングが高精度なフォーマットでリリースされるのはこれが初めてであり、リスナーの方々には、これまでになく明晰で精細な音によってこれらのかけがえのない演奏を楽しんで頂けると確信しています。“
(以上、SACD 用リマスタリング時のコメントより抜粋)
配信曲リスト
■エルガー:チェロ協奏曲 海の絵 / ジャクリーヌ・デュ・プレ、サー・ジョン・バルビローリ、ロンドン交響楽団
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2 番、フランク:交響的変奏曲 / アレクシス・ワイセンベルク
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■マーラー:交響曲第9 番 / サー・ジョン・バルビローリ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベルリオーズ:幻想交響曲 / シャルル・ミュンシュ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ブルックナー:交響曲第9 番 / カール・シューリヒト
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■リヒャルト・シュトラウス:歌曲集 / エリザベート・シュワルツコップ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 / オットー・クレンぺラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■マーラー:大地の歌 / オットー・クレンぺラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ラヴェル:ボレロ/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲 / アンドレ・クリュイタンス
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■チャイコフスキー:交響曲第4 番 第5 番 第6 番「悲愴」 / ヘルベルト・フォン・カラヤン
(96kHz/24bit:アルバム5,000 円)
■ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 / ダヴィッド・オイストラフ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■バッハ:無伴奏チェロ組曲 / パブロ・カザルス
(96kHz/24bit:アルバム4,001 円)
■ドヴォルザーク:交響曲第9 番 新世界より / ヘルベルト・フォン・カラヤン
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 / ジャクリーヌ・デュ・プレ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 二重協奏曲 / ダヴィッド・オイストラフ
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■ベートーヴェン: 交響曲 第1 番 & 第3 番「英雄」 / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
■モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク & 13 管楽器 / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(96kHz/24bit:アルバム3,000 円)
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