ミニライヴも開催

「巨匠・浦沢直樹〜20世紀少年を語る〜」イベントレポート

公開日 2014/06/23 16:14 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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「巨匠・浦沢直樹〜20世紀少年を語る〜」と銘打ったイベントが、6月14日(土)に東京・恵比寿のD&Mホールディングス恵比寿リスニングルームで開催された。

これは漫画家の浦沢直樹氏を迎え、ベストセラーであり映画化もされた『20世紀少年』をテーマに、作品に登場する音楽や映画版のサウンドトラックを高音質で聴こうというもの(関連ニュース)。

制作秘話を披露する浦沢氏

『20世紀少年』のプロットが浮かんだ瞬間の話や作品内のエピソードの元になった中学生時代の出来事など、貴重な制作裏話に会場に集まった熱心な浦沢ファンやオーディオファンは聴き入っていた。

通常見ることのできない貴重な原画の拡大コピーなどに、来場者は見入っていた

話題が映画版『20世紀少年』に移ったところで、サウンドトラックを担当した白井良明氏が登場。「原作者の浦沢さんの持っているイメージを大事にしたかった」とファックスでやりとりしながら音楽を作ったというエピソードを披露。浦沢氏からファックスで送られたイメージ画も公開され、来場者をあっと言わせていた。

貴重なエピソードの数々を語る白井良明氏(右)

話の間にかけられた曲は、もちろん『20世紀少年』の漫画版にちなんだものと、映画版のサウンドトラック。試聴に用いられた機材は以下の通り。

白井氏が着ていたTシャツは、映画撮影時にエキストラ参加者に配られた、浦沢氏のイラスト入りのもの

ターンテーブル:Hanns/T-20
MCカートリッジ:IKEDA/IKEDA9TT
トーンアーム:IKEDA/IT-345CR-1
MCトランス:IKEDA/IST-201
SACD/CDプレーヤー:DENON/DCD-SX1
プリアンプ:ROTEL/RC-1580MK2
パワーアンプ:ROTEL/RB-1582MK2
スピーカーシステム:B&W/CM10
電源タップ&ケーブル類:SAEC, SUPRA, CAMEROT TECHNOLOGY

最後はサプライズとして浦沢氏と白井氏によるミニライヴが行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。

アコースティック・ギター2台で行われたミニライヴ。2人の後ろにある“ともだち”の頭部は、映画で実際に使われたもの

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