九段下・アコ−スティックデザインシステムにて

部屋の吸音パターンでLPレコードの音はどう変わる? 試聴イベント「acoustic audio forum」が2月28日に開催

公開日 2015/02/20 20:56 ファイル・ウェブ編集部
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アコ−スティックデザインシステムは、「LPレコード音源の魅力について」をテーマにしたオーディオ試聴イベント「第17回 acoustic audio forum」を2月28日(土)に同社ショールームにて開催する。

・日時:2月28日13:00〜
・会場:アコースティックエンジニアリング・ショ−ル−ム
 東京都千代田区九段北2-3-6(九段下駅から徒歩)


・使用予定機材
アナログプレーヤー ヤマハ「GT-2000」
カートリッジ オーディオテクニカ「AT33Sa」
フォノイコアンプ FIDELIZ「LEGGIERO」
プリアンプ アキュフェーズ「C-2420」
パワーアンプ アキュフェーズ「P-4200」
スピーカー B&W「805 diamond」
スーパートゥイーター キットヒット「HIT-ST1」

イベント詳細情報ページ:http://acaudio.jp/381/

ファイル・ウェブでも前回の模様をレポートしているように、毎回違うテーマを設定しながら開催されている恒例試聴イベントで、今回のテーマは上記のように「LPレコード音源の魅力について」。「LPレコードの音の良さの秘密は?」「部屋の反射・吸音パターンの影響」という2点を中心に、試聴を行う。

同社では、ハイレゾ隆盛の一方でアナログレコードも盛り上がっている昨今のオーディオシーンに注目。「音楽情報(楽器音)には20kHz以上の信号も低レベルではあるが、十分に存在しているのが普通で、それをアナログテープに記録したり、LPの機械的溝としてプレスするにしても、意図的に20kHz以上をカットしない限り20kHz以上の情報がそれらに含んでいる」とし、「LPレコードは、本来的にはより広範囲な情報伝達フォーマット」だと説明する。

そして、LPレコードの良さについて「基音に付帯する微少音がその役割を担っているとするならば、その付帯微少音(その多くは高音域)を同時に正確にアウトプットできるかがLP再生のポイントであり、さらに部屋の反射吸音特性を含んだ高域伝送パターン特性が大きな意味をもつに違いない」とする。

「よって、そこで都合の良いことに波長の短い高音域の反射・吸音の可変は低音に比べてはるかに容易であることから、当試聴室でいくつかの吸音パターンを実験的に作り試聴することによって、好ましい再生パターンの可能性を探ってみたい」と、今回の試聴会の狙いを説明している。

参加費はもちろん無料。下記問い合わせ先にて問い合わせや参加申し込みを受付けている。

【問い合わせ先】
アコースティックデザインシステム
オーディオフォ−ラム担当者
TEL/03-3239-2021
MAIL/kusakai@acoustic-designsys.com

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