UEのカスタムIEMで対応

e☆イヤホン、3Dスキャナーでの耳型採取サービス。耳への充填剤注入が不要に

公開日 2015/08/28 15:32 編集部:小野佳希
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e☆イヤホンは、3Dスキャナーを用いることで従来のように充填剤を使わずに耳型を採取できるサービスを8月29日より東京・秋葉原のe☆イヤホン カスタムIEM専門店で開始する。価格は5,400円(税込)。対応ブランドとしてはUE(Ultimate Ears/アルティメットイヤーズ)から受付を開始する。


カスタムインイヤーモニター(IEM)を作成するための耳型採取に際して、3Dスキャナーを用いるというサービス。3Dスキャン作業は片耳約5分、両耳で約10分前後で、耳穴に充填剤を注入する従来の方法で約30分前後必要であるのに対して短時間で耳型採取を終えることができる。また、充填剤を用いないのでユーザー自身の身体的・精神的負担も軽減できるとしている。

さらに、採取したデータをデジタル管理するため、受注・採取から製造に至る納期も短縮化を図れる点も特徴。従来は各ブランドの製造拠点まで耳型を輸送するのに1週間〜10日ほどかかっていたが、本方式であればデータトランスファーなどを経て約24時間〜48時間後には耳型データを送ることができる。

米UNITED SCIENCE社による3Dスキャナーを店舗に導入。同社よりe☆イヤホンがライセンスを取得して稼働させる。システムはハンドスキャナーとPCアプリケーションで構成される。3Dスキャンでの耳型採取サービスは日本初だという。

なお、8月29日から9月7日までの期間中にUEのカスタムIEMを注文したユーザーには、従来の充填剤の耳型採取と3Dスキャンのサービスを両方提供するキャンペーンも実施。キャンペーン期間終了後は、どちらかの方法を選択する方式になる。

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