多数の業界関係者が足を運んだ

【レポート】プロオーディオ関係者向け、人気コンシューマーオーディオ体験会をGENELECが開催

公開日 2016/07/15 16:31 オーディオ編集部
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2016年7月14日、エンジニアなどプロオーディオ業界関係者に向けた、コンシューマーオーディオ機器の試聴会がオタリテック(株)のデモルームで開催された。

GENELECのアクティブスピーカーが設置された、オタリテックのデモルーム

主催は日本音楽スタジオ協会で、コンシューマー市場で盛り上がりを見せるハイレゾポータブルプレーヤーおよびインイヤーモニターを、プロの現場で働くエンジニアなどに体験してもらうことを目的としたもの。

プレーヤーにはAstell&Kernの“AKシリーズ”、インイヤーモニターにはJH AUDIOの「LAYLA」などといった、コンシューマーでの人気モデルが用意された。

春のヘッドフォン祭 2016で発表されたAK RECORDERも参考展示

JH AUDIOの人気インイヤーモニターも多数用意された

試聴会の場所となったのは、「GENELECアクティブスピーカー」を展開するオタリテック(株)のデモルーム。ポータブルプレーヤーとの組み合わせで高品位なシンプル・スピーカーシステムを構築できるGENELECアクティブスピーカーは、スタジオでの導入実績も豊富なため、参加者にとって身近な存在でありサウンドの確認にも向いている。

試聴会では、AKシリーズのオプションである「AK380 Cradle」を用いたXLRバランス出力によって、アクティブスピーカーとアナログ接続し、プレーヤーに保存されているハイレゾ音源を再生。参加者は、コンシューマーオーディオ機器のクオリティの高さを確認していた。

AK Cradleを用いて、XLR出力している

会場ではインイヤーモニターとの組み合わせによるイヤフォンリスニングも確認できる

スタジオで録音した音源を、移動時などにもハイレゾ形式で確認できるということに、参加者の多くが関心を示していた。また、音楽制作の現場にコンシューマーオーディオの性能の高さが認知されることは、音楽コンテンツのクオリティ向上へと発展することも考えられる。現場とユーザーの相互にメリットにつながる試聴会となった。

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