フォースの出展内容を紹介

【TOKYO AUDIO BASE】IKEDAの新カートリッジやSAEC新ケーブル、安価な全自動レコードクリーナーなど

公開日 2016/10/15 18:06 編集部:風間雄介
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「大人の秘密基地」をコンセプトにしたオーディオイベント「TOKYO AUDIO BASE」が、10月15日・16日の2日間、東京・千代田区神田淡路町で開催されている(イベント詳細)。本稿ではフォースの出展内容をお届けしよう。

フォースはカジハラ・ラボ、サエクコマース、ポーカロ・ラインの3社で構成される。

フォースのデモシステム

アナログレコード再生を中心としたデモ構成

カジハラ・ラボで注目なのは、IKEDA Sound labs.のステレオMCカートリッジ新製品「IKEDA 9xx」。IKEDA 9ttをベースとしたモデルで、10月31日に発売予定。価格は46万円(税抜)だ。

IKEDA Sound labs.のステレオMCカートリッジ「IKEDA 9xx」

IKEDAのそのほかのカートリッジ製品群

筐体のベースはチタン合金、ボディケースはアルミニウム合金、カバー部は超々ジュラルミンを採用した。

注目なのはブラックロジウムメッキを施したことで、しかも「宝飾品のブラックロジウムは音があまり良くないので、もっと固いものを使った」(カジハラ・ラボ)という。しかも仕上げは国内の職人が手作業で行ったとのことで、あえてツヤを出し過ぎず、ブラックロジウムの風合いを出したという。

IKEDAのトーンアームも出展

サエクコマースは、この9月に発売した新製品の光デジタルケーブル「OPC-X11」や、すでに定番となっている電源ケーブル「PL-8000」「PL-7000」「PL-5800」などを中心に展示を行った。OPC-X11は純石英を採用したハイエンド光ケーブル。ロングセラーモデル「OPC-X1」の後継機となる。

SAECの光ケーブル最上位モデル「OPC-X11」。

定番の電源ケーブルも出展

イベントのデモでは電源ケーブルの聴き比べも行い、導線の違いによる音の違いを確かめることができる。またアナログレコード関連では、同社のシェルリード線「SR-500」に変えた際の音の違いもデモする予定と話していた。

ポーカロ・ラインは、中国Saidi audioの全自動レコードクリーナー「UC-66」を出展。276,000円と30万円を切る価格設定で、超音波も活用した全自動クリーニングが行えるという製品で、現在かなりの人気となっているという。

aidi audioの全自動レコードクリーナー「UC-66」

そのほかポーカロ・ラインは、VOXOAのターンテーブル「T50」も出展。すでに発売されている製品だが、フォノイコライザーを内蔵しているため、フォノイコ非搭載のアンプなどにも接続できること、そのため手軽にヘッドホンリスニングを行えることなどをアピールしていた。

VOXOAのターンテーブル「T50」

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