単一筐体にセパレートアンプ相当の内容を凝縮
ラックスマン、“ワンボディセパレート思想”の旗艦AB級プリメインアンプ「L-509X」
ラックスマンは、AB級増幅方式のプリメインアンプのフラグシップモデル「L-509X」を9月下旬より発売する。価格は780,000円(税抜)。
単一筐体にセパレートアンプ相当の内容を凝縮させるという“ワンボディセパレート”コンセプトが採用された旗艦プリメインアンプ。ワンボディセパレート思想はそもそも2002年に発売されたL-509fSEの開発コンセプトで、その後、第二世代としてL-509uが2006年に登場(2011年生産終了)。今回のL-509Xは、この509ラインの集大成として位置づけられるモデルになるという。
高域の歪特性を大幅に改善したODNF バージョン4.0対応の3段ダーリントン4パラレルプッシュプル構成のAB級アンプを搭載。定格出力は120W+120W(8Ω)、240W+240W(4Ω)となる。
電源部には、600VAという高レギュレーションのEI型トランスを採用。ここに同社のセパレート・パワーアンプ「M-700u」にも搭載された、LR独立・総合80,000μF(10,000μF×8)の大容量ブロックコンデンサーを組み合わせた、ハイイナーシャ(高慣性)電源を用いている。
プリアンプの出力段に、同社の旗艦プリアンプ「C-900u」と同等のディスクリート・バッファー回路を搭載。信号の純度を保ちながら、パワーアンプ部に対する駆動力を向上させている。ボリュームは、88ステップでスムーズな音量調整が行えるアンプ回路一体化型の電子制御アッテネーター「LECUA1000」の最新版を搭載している。
アンプ基板には、トップエンドモデルに採用するピールコートPCBを使用し、レジストによる誘電効果を排除。また、パラレル接続した大型スピーカーリレーと、スピーカー端子までの低インピーダンス化を図ったことにより、ダンピングファクター:370を達成している。
入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成する、ビーライン・コンストラクションを採用。内部配線にもこだわり、各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理によって自然な信号伝送が実現できるという独自のOFCワイヤーを採用した。また、繊細な音楽信号の流れに配慮した、スムーズな電流伝送を可能にするラウンドパターンを採用した基板配線も用いている。
抵抗やコンデンサーには、ハイエンド製品にふさわしい厳選されたカスタムパーツを惜しみなく投入したという。
プリメインアンプとして、MM/MC対応のフォノアンプも内蔵。フロントパネルには、電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールと、LECUAによる音量シフト機能を使用したLRバランス調節機能を装備する。人の聴感特性に合わせた音量連動式のラウドネス機能を装備(リモコンでのみON/OFFが可能)。さらにパワーアンプを追加したバイアンプ構成やAVアンプとの共存も可能にする、プリ/パワー分離機能も用意する。ヘッドホン出力も備えている。
フロントパネルには、高応答特性のメーターユニットを採用した、新ホワイトイルミネーションLED照明付き針式アナログメーターを配置。
シャーシについては、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇を防ぐ独立コンストラクションのループレスシャーシ構造を採用。フットには、不要な外部振動を排除して、本体の重量を強固に支えるグラデーション鋳鉄製インシュレーターを用いている。
スピーカー端子は2系統を備え、極太ケーブルも接続可能なYラグ/バナナ対応端子を採用。インライン(LR同一特性)レイアウトにもこだわった。ACインレットには金メッキと非磁性処理が施された。また、最上位モデルにのみ採用する銅の導電性と真鍮の硬度を兼備した高品質カッパーアロイ製端子を、LINE1に装備している。
対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコン、ノンツイスト構造、3.5mmのOFC導体および金メッキプラグを採用したリファレンス電源ケーブル「JPA-15000」を同梱する
外装面では、アナログメーターを中心に配した伝統のシンメトリカルデザインは踏襲しつつ、パワーアンプM-900uと同様のベンチレーションを備えるトップパネル、ブラスト仕上げを施した大型アルミノブやヘアーライン仕上げのファンクションノブを組合せ、ブラスターホワイトかつヘアライン仕上げのフロントパネルに調和させている。
入力はバランス・ラインを2系統、アンバランス・ラインを4系統、フォノを1系統搭載。録音入出力、セパレート入出力もそれぞれ1系統備えている。消費電力は360W(無信号時120W、スタンバイ時0.4W)、外形寸法は440W×193H×463Dmm、質量は29.3kg。
単一筐体にセパレートアンプ相当の内容を凝縮させるという“ワンボディセパレート”コンセプトが採用された旗艦プリメインアンプ。ワンボディセパレート思想はそもそも2002年に発売されたL-509fSEの開発コンセプトで、その後、第二世代としてL-509uが2006年に登場(2011年生産終了)。今回のL-509Xは、この509ラインの集大成として位置づけられるモデルになるという。
高域の歪特性を大幅に改善したODNF バージョン4.0対応の3段ダーリントン4パラレルプッシュプル構成のAB級アンプを搭載。定格出力は120W+120W(8Ω)、240W+240W(4Ω)となる。
電源部には、600VAという高レギュレーションのEI型トランスを採用。ここに同社のセパレート・パワーアンプ「M-700u」にも搭載された、LR独立・総合80,000μF(10,000μF×8)の大容量ブロックコンデンサーを組み合わせた、ハイイナーシャ(高慣性)電源を用いている。
プリアンプの出力段に、同社の旗艦プリアンプ「C-900u」と同等のディスクリート・バッファー回路を搭載。信号の純度を保ちながら、パワーアンプ部に対する駆動力を向上させている。ボリュームは、88ステップでスムーズな音量調整が行えるアンプ回路一体化型の電子制御アッテネーター「LECUA1000」の最新版を搭載している。
アンプ基板には、トップエンドモデルに採用するピールコートPCBを使用し、レジストによる誘電効果を排除。また、パラレル接続した大型スピーカーリレーと、スピーカー端子までの低インピーダンス化を図ったことにより、ダンピングファクター:370を達成している。
入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成する、ビーライン・コンストラクションを採用。内部配線にもこだわり、各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理によって自然な信号伝送が実現できるという独自のOFCワイヤーを採用した。また、繊細な音楽信号の流れに配慮した、スムーズな電流伝送を可能にするラウンドパターンを採用した基板配線も用いている。
抵抗やコンデンサーには、ハイエンド製品にふさわしい厳選されたカスタムパーツを惜しみなく投入したという。
プリメインアンプとして、MM/MC対応のフォノアンプも内蔵。フロントパネルには、電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールと、LECUAによる音量シフト機能を使用したLRバランス調節機能を装備する。人の聴感特性に合わせた音量連動式のラウドネス機能を装備(リモコンでのみON/OFFが可能)。さらにパワーアンプを追加したバイアンプ構成やAVアンプとの共存も可能にする、プリ/パワー分離機能も用意する。ヘッドホン出力も備えている。
フロントパネルには、高応答特性のメーターユニットを採用した、新ホワイトイルミネーションLED照明付き針式アナログメーターを配置。
シャーシについては、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇を防ぐ独立コンストラクションのループレスシャーシ構造を採用。フットには、不要な外部振動を排除して、本体の重量を強固に支えるグラデーション鋳鉄製インシュレーターを用いている。
スピーカー端子は2系統を備え、極太ケーブルも接続可能なYラグ/バナナ対応端子を採用。インライン(LR同一特性)レイアウトにもこだわった。ACインレットには金メッキと非磁性処理が施された。また、最上位モデルにのみ採用する銅の導電性と真鍮の硬度を兼備した高品質カッパーアロイ製端子を、LINE1に装備している。
対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコン、ノンツイスト構造、3.5mmのOFC導体および金メッキプラグを採用したリファレンス電源ケーブル「JPA-15000」を同梱する
外装面では、アナログメーターを中心に配した伝統のシンメトリカルデザインは踏襲しつつ、パワーアンプM-900uと同様のベンチレーションを備えるトップパネル、ブラスト仕上げを施した大型アルミノブやヘアーライン仕上げのファンクションノブを組合せ、ブラスターホワイトかつヘアライン仕上げのフロントパネルに調和させている。
入力はバランス・ラインを2系統、アンバランス・ラインを4系統、フォノを1系統搭載。録音入出力、セパレート入出力もそれぞれ1系統備えている。消費電力は360W(無信号時120W、スタンバイ時0.4W)、外形寸法は440W×193H×463Dmm、質量は29.3kg。
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