三菱電線工業の高純度銅素材を採用
アクロリンク、7N純銅の芯線を4本使用したスピーカーケーブル「7N-S1054 Anniversario」
アクロジャパンは、ACROLINKブランドより純度7N(99.99999%)の銅を導体に採用した4芯スピーカーケーブル「7N-S1054 Anniversario」を11月15日より発売する。価格は1mあたり9,500円(税抜)。
同社の高純度銅製品製造30周年を記念した「Anniversario」シリーズの製品で、芯線1本につき鏡面仕上げを施した直径0.18mm素線を50本使用している。同社では、スピーカーのプラス/マイナスに2本ずつ接続するスターカッド接続、またはトゥイーター/ウーファー別々のバイワイヤ接続での使用を想定している。
導体となる7N銅は、三菱電線工業が開発した「D.U.C.C.7N Cu Dia Ultra Crystallized Copper」と呼ばれるオーディオケーブル向け素材。銅の結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで成長させ、かつ結晶格子の方向性をそろえることで信号伝送上のメリットを最大化しているという。この導体に同社独自のストレスフリー加工を施しており、外部応力が加えられても、ある程度までならばセルフアニール現象により組織を復元できるとしている。
導体の周囲は銅箔テープ、電磁波吸収製非磁性糸、シルク糸に加え、同社独自のポリオフレフィンを主成分とした絶縁体、介在層、内シースが取り巻く。介在層にはタングステン、アモルフォス粉体、内シースには制振性パウダーなどを配合。外来ノイズの影響を最小化し、高いSN比を実現したとする。音質に与える影響について同社は、「繊細感あるいは解像度が向上したスピード感や立体的な空間表現に満ちた聴感を楽しむことができる」としている。
同社の高純度銅製品製造30周年を記念した「Anniversario」シリーズの製品で、芯線1本につき鏡面仕上げを施した直径0.18mm素線を50本使用している。同社では、スピーカーのプラス/マイナスに2本ずつ接続するスターカッド接続、またはトゥイーター/ウーファー別々のバイワイヤ接続での使用を想定している。
導体となる7N銅は、三菱電線工業が開発した「D.U.C.C.7N Cu Dia Ultra Crystallized Copper」と呼ばれるオーディオケーブル向け素材。銅の結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで成長させ、かつ結晶格子の方向性をそろえることで信号伝送上のメリットを最大化しているという。この導体に同社独自のストレスフリー加工を施しており、外部応力が加えられても、ある程度までならばセルフアニール現象により組織を復元できるとしている。
導体の周囲は銅箔テープ、電磁波吸収製非磁性糸、シルク糸に加え、同社独自のポリオフレフィンを主成分とした絶縁体、介在層、内シースが取り巻く。介在層にはタングステン、アモルフォス粉体、内シースには制振性パウダーなどを配合。外来ノイズの影響を最小化し、高いSN比を実現したとする。音質に与える影響について同社は、「繊細感あるいは解像度が向上したスピード感や立体的な空間表現に満ちた聴感を楽しむことができる」としている。
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