限定モデルの技術を踏襲

JBL、専用設計12インチウーファー搭載のシリーズ最新3ウェイスピーカー「4312G」

公開日 2018/11/22 13:39 編集部:押野 由宇
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのモニタースピーカー最新モデルとなる「4312G」を、12月より発売する。価格は120,000円/1本(税抜・左右別売)。

「4312G」

JBL70周年記念として登場した限定モデル「4312SE」と、30cm3ウェイの最新コンシューマー向けモデル「L100CLASSIC」の技術要素を移植したというコントロール・モニター。

低音域用ウーファーには、「K2 S5800」のために開発された1200FE系ユニットの特徴を受け継ぎながら、最新の解析技術を取り入れ、より低歪かつ高分解能なサウンドを実現したという専用設計の12インチ(300mm)ピュアパルプコーン・ウーファー「JW300SW」を搭載。

中音域には、歴代の「4312」シリーズをはじめとする3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーに搭載されてきた5インチ(125mm)径ユニットを踏襲しながら、さらなる低歪とフラットレスポンスを目的に開発されたピュアパルプコーン・ミッドレンジ「JM125PC」を採用。

そして高音域用には、良好な超高域レスポンスを実現したとする1インチ(25mm)アルミ-マグネシウム合金ダイアフラムとネオジムマグネット採用のドームツイーター「054AlMg-1」を搭載する。

これら最新ユニットの持ち味を最大限に引き出すため、「4312SE」譲りの高品位素子を用いた3ウェイネットワークを内蔵。またHF/UHF連続可変アッテネータも装備する。

そして伝統のディメンションを継承したキャビネットは全面高比重MDF材構造を採用。接合部には数十ヶ所の内部補強を施すことで剛性を高め、ユニットのレスポンスを最大限に活かす設計とした。

再生周波数特性は44Hz-40kHzで、出力音圧レベルは90dB。インピーダンスは6Ω、推奨アンプ出力は10-200W。クロスオーバー周波数は640Hz、5kHzとなる。外形寸法は362W×597H×305Dmm、質量は25.2kg。

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