35周年記念モデル
ソナス・ファベールのスピーカー名機「Electa Amator」が最新技術を盛り込み復活。スタンド込みでペア130万円
(株)ノアは、Sonus Faber(ソナス・ファベール)の設立35周年記念モデルとなるブックシェルフ型スピーカーシステム「Electa Amator III」を3月5日より発売する。価格は1,300,000円/ペア(税抜)で専用スタンドが付属する。
初代「Electa Amator(エレクタ・アマトール)」はソナス・ファベールが初めて手がけたスピーカーで、1988年に発売。当時、世界中で高く評価され、同ブランドの名を一躍広めることになった。本機はスピーカー本体に木と革、スタンドに木と大理石で構成するなど自然素材を活用した小型ブックシェルフスピーカーで、ソナス・ファベールが本拠を構えるイタリアの職人の技術を用いて組み上げれた。
今回登場するElecta Amator IIIは、初代と同じ2ウェイ・2スピーカー構成のバスレフ型スピーカーシステムとなるが、同社の伝統的なポリシーを踏襲しつつ、現代の最新技術を盛り込んでデザインされた。
具体的には、初代を彷彿とさせる輪郭や質感といった特徴を継承しつつ、デザインも含めて新設計された。キャビネットの木材には、加工が難しい無垢のウォールナット材を使用する。
スピーカー本体の底面部にはイタリア北部・カッラーラ産の白大理石を採用。カッラーラは古来から大理石の産地として有名で、ここで産出された大理石はミケランジェロのダビデ像やローマのパルテノン神殿にも使われているという。
ウォールナット材、大理石ともにその中から良質な素材を厳選し、職人の手により各部を丁寧に成形。また、フロント/リアパネルは黒レザーで覆い、金色のメタルインサートもあしらっている。
付属の専用スピーカースタンドは、支柱は黒アルマイト処理が施されたアルミニウム製で、内部には制振材が充填されている(ちなみに初代の専用スタンドの支柱は木製)。スタンドベース部にも、スピーカー本体底面部と同じカッラーラ産・白大理石を使用。支柱部と大理石製ベースは、スピーカーキャビネットと同様に金色のメタルインサートが用いられている。
スピーカーユニットも新設計。トゥイーターは28mm口径のソフトドーム型で、初代における3脚の“アロー・ポイント・デザイン”を継承しつつ、同社の独自技術 DAD(Damped Apex Dome)テクノロジーを採用して新設計された。
DADはソフトドーム型とリングラジエーター型の利点を兼ね備えたことを特徴としており、近年の同社上位スピーカーにおいても採用されてきた。トゥイーター背面には、無垢材を使用した複雑な音響迷路を内部で成形する専用チャンバーが配置されている。
180mm口径のミッド・ウーファーは本機専用に新規設計された。振動板にはセルロース・パルプを自然乾燥させた素材をブレンドしてカスタムメイドしたもので、濁りのない低域再生と広帯域にわたる高い解像度を可能にするという。
クロスオーバー・ネットワークは、同社の最上位モデル「AIDA II」や上位機種「HOMAGE Tradition」シリーズと同様の「パラクロス・トポロジー・テクノロジー」を採用。厳選された高品位パーツのみを使用しつつ、セミバランス構成とした3次ハイパス回路により、各ドライバーユニットの位相を最適化する。
再生周波数帯域は40Hz〜35kHz、能率は88dB、定格インピーダンスは4Ω。クロスオーバー周波数は2.5kHz。
本体の外形寸法は233W×373H××348Dmm、質量は14.8kg。スタンドの外形寸法は302W×716H×355Dmm、質量は11.2kg。専用スタンドを装着した際の外形寸法は302W×1,089H×380Dmm、質量は26kg。
初代「Electa Amator(エレクタ・アマトール)」はソナス・ファベールが初めて手がけたスピーカーで、1988年に発売。当時、世界中で高く評価され、同ブランドの名を一躍広めることになった。本機はスピーカー本体に木と革、スタンドに木と大理石で構成するなど自然素材を活用した小型ブックシェルフスピーカーで、ソナス・ファベールが本拠を構えるイタリアの職人の技術を用いて組み上げれた。
今回登場するElecta Amator IIIは、初代と同じ2ウェイ・2スピーカー構成のバスレフ型スピーカーシステムとなるが、同社の伝統的なポリシーを踏襲しつつ、現代の最新技術を盛り込んでデザインされた。
具体的には、初代を彷彿とさせる輪郭や質感といった特徴を継承しつつ、デザインも含めて新設計された。キャビネットの木材には、加工が難しい無垢のウォールナット材を使用する。
スピーカー本体の底面部にはイタリア北部・カッラーラ産の白大理石を採用。カッラーラは古来から大理石の産地として有名で、ここで産出された大理石はミケランジェロのダビデ像やローマのパルテノン神殿にも使われているという。
ウォールナット材、大理石ともにその中から良質な素材を厳選し、職人の手により各部を丁寧に成形。また、フロント/リアパネルは黒レザーで覆い、金色のメタルインサートもあしらっている。
付属の専用スピーカースタンドは、支柱は黒アルマイト処理が施されたアルミニウム製で、内部には制振材が充填されている(ちなみに初代の専用スタンドの支柱は木製)。スタンドベース部にも、スピーカー本体底面部と同じカッラーラ産・白大理石を使用。支柱部と大理石製ベースは、スピーカーキャビネットと同様に金色のメタルインサートが用いられている。
スピーカーユニットも新設計。トゥイーターは28mm口径のソフトドーム型で、初代における3脚の“アロー・ポイント・デザイン”を継承しつつ、同社の独自技術 DAD(Damped Apex Dome)テクノロジーを採用して新設計された。
DADはソフトドーム型とリングラジエーター型の利点を兼ね備えたことを特徴としており、近年の同社上位スピーカーにおいても採用されてきた。トゥイーター背面には、無垢材を使用した複雑な音響迷路を内部で成形する専用チャンバーが配置されている。
180mm口径のミッド・ウーファーは本機専用に新規設計された。振動板にはセルロース・パルプを自然乾燥させた素材をブレンドしてカスタムメイドしたもので、濁りのない低域再生と広帯域にわたる高い解像度を可能にするという。
クロスオーバー・ネットワークは、同社の最上位モデル「AIDA II」や上位機種「HOMAGE Tradition」シリーズと同様の「パラクロス・トポロジー・テクノロジー」を採用。厳選された高品位パーツのみを使用しつつ、セミバランス構成とした3次ハイパス回路により、各ドライバーユニットの位相を最適化する。
再生周波数帯域は40Hz〜35kHz、能率は88dB、定格インピーダンスは4Ω。クロスオーバー周波数は2.5kHz。
本体の外形寸法は233W×373H××348Dmm、質量は14.8kg。スタンドの外形寸法は302W×716H×355Dmm、質量は11.2kg。専用スタンドを装着した際の外形寸法は302W×1,089H×380Dmm、質量は26kg。
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