tubeアンプの切り替えが可能

<HIGH END>カクテルオーディオからヘッドホンアンプ「HA500H」が登場

公開日 2019/05/17 12:34 季刊NetAudio編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
韓国のNOVATRON社が開発するオーディオブランド、カクテルオーディオ。ミュージックサーバーが日本でも人気を集める同社から、コンパクトなヘッドホンアンプ「HA500H」が、ドイツ・ミュンヘンにて開催された世界最大級のオーディオショウ「HIHG END MUNICH」で登場した。


カクテルオーディオのヘッドフォンアンプHA500H。VUメーターが特徴
サイズは横270mmとこれまでの半分程度。大きな特徴は真空管を搭載し、tubeのオン/オフが正面ボタンからワンタッチで切り替えできること。真空管はECC82を1組搭載。また、これまでのサーバー同様に5インチのディスプレイを搭載、視認性の高さはもちろんVUメーターが表示できるなどオーディオファンの心をくすぐる内容となっている。ヘッドホン出力はバランス、アンバランスの2系統を搭載し、インピーダンスはHIGH/LOWの2種類をこちらも正面ボタンで切り替え可能。もちろんアナログ出力も搭載するので、アンプ等につないでのスピーカー再生も可能だ。

入力はアナログのバランス、アンバランスに加え、デジタルのUSB type-B、HDMI(I2S)、Coaxial、Toslink、AES/EBUと多彩に搭載。Bluetooth入力でスマートフォンからの再生にも対応する。DACチップはESSの9018K2Mをデュアルで搭載する。サイズは270W×330D×90Hmm(脚部含む)。


向かって右側に真空管ECC82を搭載する
単体でのディスクドライブやストリーミングの再生には対応しないが、同社のデジタルトランスポート「X50D」や「X50Pro」と組み合わせることで、ヘッドホンによる豊かなリスニングライフを実現する。DSD、DXDの再生はもちろん、MQAのフルデコードにも対応するので、MQA-CDの再生にも有効だ。

日本での導入について代表のナム・コー氏は、Bluetoothを搭載しているため技適の問題で、導入のコストが高くなってしまう側面があるという。日本向けにブBluetoothなしのバージョンを開発することも視野に入れたい、と語っていた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります