アコースティックラボ蔵前ショールームにて

部屋の内装、「無垢の木材」は音に良いのか? 検証する試聴会が来週末1月24日・25日に開催

公開日 2020/01/15 16:04 編集部:小野佳希
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防音工事会社のアコースティックラボは、「オーディオルームの内装材:無垢の木材の音は良いのか?」をテーマにした試聴会「第69回 Acoustic Audio Forum」を来週末1月24日(金)・25日(土)に開催する。

内装材に無垢の木材を使うことが音に良いのかを検証するという

■開催日時
1月24日(金) 18時 - 20時(17時開場・自由試聴時間)
1月25日(土) 13時 - 15時(13時開場・自由試聴時間)

■会場:同社蔵前ショールーム「蔵前ヴィレッジ」
(台東区柳橋2-19-10 第二東商センタービル2号館B棟1階/最寄り:各線浅草橋駅)

参加申し込み受付フォーム

同社が定期的に開催しているイベントの最新回。今回は、古来より部屋の内装材に常用されてきた「木材の響き」に着目し実験、検証するとのこと。当日は無垢の板材のパネルを5 - 6枚制作し、持ち込むことによるその効果を確めるという。

同社では、「オーディオルームの内装は歪輻射音の発生を避けるためにできる限り高剛性・高密度部材で構成するというのが基本音響設計のコンセプト。しかし現実的には100%無共振・無振動の部位を造ることは不可能だ」とし、「一方、音の共振現象であっても、不快な響きに感じる共振と心地よく美しく感じる共振(楽器が典型的な例)がある。無共振・無振動が無理であるならば振動音は美しくあってほしい…否、積極的に取り入れて自分のオーディオ世界を構築しようという人がいても不思議ではない」と、次回テーマ設定の背景を説明。こうした背景を受けて、木材を内装材に使用することについての実験を行うとしている。

また、サブテーマに「CD・SACDプレーヤーの再生能力の進化はどこまで可能なのか?」を設定。ソウルノートの最新作「S3」を用いてディスク音源再生の現在を確認するともしている。

会場は、オーディオにとって最適な響きを考慮して同社が構築した防音ショールーム「蔵前ヴィレッジ」。金曜日、土曜日ともに基本的な内容は同一。24日(金)は18時 - 20時、25日(土)は13時 - 15時での開催となる。

公式サイトのメールフォームおよび下記問い合わせ先から参加申込を受付中。なお、土曜日はイベントの前後、10時 - 12時と15時 - 17時にオーディオルーム個別相談会も実施。個別相談会を希望する場合、申込フォーム備考欄への記入か電話での事前予約が必要。

【問い合わせ先】
アコースティックラボ
担当:草階(くさかい)氏
TEL/03-5829-6035
E-mail/kusakai@acoustic-designsys.com

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