GOLD AWARDは10モデル

「アナロググランプリ2020」受賞モデルが決定

公開日 2020/04/03 11:00 季刊analog編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アナログ関連アイテムの年間の秀作を選ぶ「アナロググランプリ」、12年目を迎えた今年の受賞モデルが決定した。「アナログ感覚が感じられ、オーディオファンに推薦するにふさわしいアナログ再生に欠かせない機器」を、審査員による投票により選出している。

製品ジャンルは、カートリッジやフォノイコライザー、レコードプレーヤー等のアナログ関連機器とアンプが対象となる。審査員はオーディオ評論家5氏に加え、オーディオ専門店23店に投票協力をいただいている。なお、製品についての詳細なレビューは、本日4月3日発売となる「季刊・analog vol.67」を参照してほしい。

■審査員
角田郁雄氏(審査委員長)、石原 俊氏、井上千岳 氏、小原由夫氏、藤岡 誠氏

■審査協力店(五十音順)
アートクルー(福岡県)、エディオン広島本店(広島県)、オーディオショップケイキ(宮城県)、オーディオコア(長野県)、オーディオスクェア(神奈川県)、オーディオスペースコア(福井県)、オーディオユニオン(東京都)、CAVIN大阪屋(北海道)、サウンドハイツ(千葉県)、サウンドピット(愛知県)、シマムセン(大阪府)、ジョーシン日本橋1ばん館(大阪府)、仙台のだや(宮城県)、チャレンジャー音響(群馬県)、テレオン(東京都)、のだや仙台店(宮城県)、ノムラ無線(愛知県)、ホーム商会(東京都)、マイクロファラッド(東京都)、マックスオーディオ(福岡県)、MUSICA(福島県)、吉田苑(福岡県)、ロイヤルオーディオ(長野県)


アナロググランプリ GOLD AWARD

●アナログプレーヤー Technics SL-1500C
テクニクスの新しいエントリーモデルとなるアナログプレーヤー。MMカートリッジの付属や内蔵フォノイコライザー、オートリフター機能の実装などの使いやすさと高音質化の両立が高く評価された。(関連ニュース

TECHNICS「SL-1500C」 ¥100,000(税抜)

●アナログプレーヤー YAMAHA GT-5000 (B)
ヤマハの最高峰である5000シリーズから、同社が37年ぶりに発表したアナログプレーヤーであるGT-5000。質実剛健なる設計思想と現代最先端のテクノロジーを見事に融合させたことに注目が集まっている。(関連ニュース

YAMAHA「GT-5000 (B)」 ¥600,000(税抜)

●ターンテーブル+トーンアーム DE BAER Topas 12/12+Onyx
繊細な音楽信号を余すところなく抽出することを目的に、あらゆる種類の振動要因の徹底的な排除を図ったスイスの新興ブランドDe Baer(ディ・ベア)のターンテーブルとトーンアーム。そのアプローチの斬新さが高く評価された。(関連ニュース

DE BAER「Topas 12/12+Onyx」 ¥6,300,000+¥1,630,000(いずれも税抜)

●MCカートリッジ AUDIO-TECHNICA AT-OC9X Series
ロングセラーを誇るAT-OC9シリーズの最新5モデル。基本的には共通した設計となっており、スタイラスチップ、カンチレバー、ヨークの素材により製品の差別化が行われている。音質や用途に合わせた製品ラインアップが高く評価された。(関連ニュース

AUDIO-TECHNICA「AT-OC9X Series」 ¥29,000〜¥98,000(いずれも税抜)

●フォノイコライザーアンプ ACCUPHASE C-47
2014年に発売されたC-37の後継機となるフォノイコライザーアンプ。MC専用のバランス入力端子を搭載し、入力から出力まで完全バランス構成を実現。MC用に低雑音バイポーラ・トランジスタ、MM用は低雑音JFETと、入力素子を変えて専用設計とした。バランス入出力構成のヘッドアンプを採用している。(関連ニュース

ACCUPHASE「C-47」 ¥600,000(税抜)

●フォノイコライザーアンプ AIR TIGHT ATE-3011
イコライザーカーブを、ターンオーバーとロールオフ各5ポジションで切り替えることができるMM入力専用フォノイコライザーアンプ。長年にわたる真空管アンプ製作のノウハウが投入された完成度の高さが注目を集める。(関連ニュース

AIR TIGHT「ATE-3011」 ¥1,480,000(税抜)

●MC昇圧トランス/フォノEQアンプ Phasemation  EA-550/T-1000
マニア注目のラインアップで人気のPhasemation(フェーズメーション)ブランド。左右チャンネルをセパレートした2筐体のフォノイコライザーEA-550と昇圧トランスT-1000は、アナログサウンドの追求の結果生まれたモデルであり、そのこだわりが審査委員から高く評価された。(関連ニュース1)(関連ニュース2

Phasemation「EA-550」 ¥600,000(税抜)

Phasemation「T-1000」 ¥300,000(税抜)

●MC昇圧トランス LUNA CABLES Rouge SUT
独自のケーブル製造技術と音楽家ならではの発想で創られた、新進ブランドのMC昇圧トランス。MUコアトランスを、銅箔で包まれた木製のケースに収納し、さらにアルミのケースに収めるという独創性が注目された。(関連ニュース

LUNA CABLES「Rouge SUT」 ¥870,000(税抜)

●真空管プリメインアンプ TRIODE MUSASHI
創業から数多くの真空管アンプを送り出してきたトライオードが25周年記念モデルとして発表したプリメインアンプ。KT150のプッシュプルで100W+100W(8Ω)の大出力を獲得。各パーツにもこだわった完成度の高さが評価された。(関連ニュース

TRIODE「MUSASHI」 ¥580,000

●真空管プリアンプ LUXMAN CL-1000
多くの真空管アンプをラインアップするラックスマンが、歴史と伝統により培われた技術とノウハウを注ぎ込んだプリアンプ。フラッグシップ機に相応しい完成度の高さから、オーディオファンの注目を集めているモデルである。(関連ニュース)(製品レビュー

LUXMAN「CL-1000」 ¥1,600,000(税抜)



アナロググランプリ 特別大賞

●MCカートリッジ ORTOFON MC Anna Diamond
「MC Century」に採用されたダイヤモンドカンチレバーとスタイラスを継承したモデル。ダイヤモンドの音を広く知らしめるプレミアムモデル。(関連ニュース

ORTOFON「MC Anna Diamond」 ¥1,080,000(税抜)

●MCカートリッジ EMT JSD Pure Black
1940年に創業、放送局やスタジオ業界でも高く評価されてきたドイツのEMT。その長い歴史と昇華された高音質技術を評価する。

EMT「JSD Pure Black」 ¥580,000(税抜)

●ターンテーブル CSPort TAT2
重量級の花崗岩製のベースとプラッターを搭載したCSポートの第二世代モデル。真摯な技術的姿勢が高く評価された。

CSPort「TAT2」 ¥1,500,000(税抜)

●ターンテーブル+トーンアーム ROKSAN XERXES 20+SARA
電源ユニットを強化、トーンアームSARAも登場し、XERXESの性能が一層強く引き出されることになったことを評価。(関連ニュース

ROKSAN「XERXES 20+SARA」 ¥950,000(強化電源RPM)+¥350,000(いずれも税抜)



アナロググランプリ

●アナログプレーヤー TEAC TN-4D/TN-3B
関連ニュース1)(関連ニュース2)(製品レビュー1)(製品レビュー2
●アナログプレーヤー Pro-Ject The Classic EVO関連ニュース
●アナログプレーヤー EAT Prelude
●アナログプレーヤー VPI Prime Scout関連ニュース
●光電式カートリッジ+イコライザー DS Audio DS-E1関連ニュース
●MCカートリッジ GRADO Aeon関連ニュース
●MCカートリッジ TEDESKA DST201uc LACOTE model関連ニュース
●トーンアーム IKEDA IT-407SS
●トーンアーム GLANZ MH-124S Premium
●トーンアーム JELCO TK-950L/TK-950S製品レビュー
●MCヘッドアンプ FIDELIX LIRICO関連ニュース
●フォノEQアンプ PS Audio Stellar Phono Preamplifier関連ニュース
●フォノイコライザーアンプ TECHNICAL BRAIN TEQ-Zero/s
●プリアンプ AUDIO NOTE M7 Heritage関連ニュース
●パワーアンプ TAKATSUKI TA-S01関連ニュース

アナロググランプリ 特別賞
●ターンテーブルベース Technics SH-1000R関連ニュース

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク