LINN RECORDS初の日本人作曲家作品

加藤訓子、三善晃のマリンバ作品を集めたSACD『Tribute to Miyoshi』

公開日 2020/08/20 16:09 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本を代表するパーカッショニスト加藤訓子(KUNIKO)は、LINN RECORDSから日本人作曲家・三善 晃の作品を集めたアルバム『Tribute to Miyoshi』を発売する。SACDハイブリッド盤で発売は9月25日。価格はオープン。

加藤訓子『Tribute to Miyoshi』(CKD635)

今年は加藤訓子がLINN RECORDSでの作品をリリース開始して10年目となり、本作は6作目のアルバムとなる。また、日本人作曲家をフィーチャーしたアルバムとしてはLINN RECORDS初となる。

収録曲は、三善晃のマリンバ・ソロ作品となる組曲『会話』、『トルスIII』、『リップル』、それに『マリンバと弦楽合奏のための協奏曲』 を収録。協奏曲はスコティッシュ・アンサンブルとの共演で、グラスゴーのRSNOセンターで収録されている。マリンバ・ソロ作品は相模湖交流センターにて収録した。

三善晃は、加藤訓子が学んだ桐朋学園大学にて長く学長を務めていた縁もあり、直接レッスンを受けたこともあるという。「我が国を代表する作曲家、三善晃氏を偲び、残された素晴らしい作品を世界の多くの人々に届けることができたらという思いで、このアルバムの一曲一曲を丁寧に仕上げた」とコメントしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE