カーネルの刷新で動作の安定性を向上

SONORE、独自OS「Sonicorbiter」のバージョン2.8を発表。アップデート用micro SDを無償配布

公開日 2020/10/26 12:23 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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トップウイングサイバーサウンドグループは、同社が取り扱うSONORE“Renduシリーズ”に搭載される独自OS「Sonicorbiter(ソニックオービター)」について、最新バージョン“2.8”へのアップデートを発表した。アップデートの対象製品は「ultraRendu」ならびに「opticalRendu」の2モデル。

SONOREのopticalRendu

Sonicorbiter 2.8へのアップデートは、製品本体のmicro SDカードを新OSが入ったカードに交換することで行う。ultraRendu/opticalRenduをすでに購入したユーザーに対しては、販売店を通じてアップデート用micro SDカードを無償配布するという。また、Sonicorbiter 2.8を搭載した製品の出荷も順次開始する。

opticalRenduの背面。一番左の「μSD」を新しいSDに差し替えることで新OSを利用できる

Sonicorbiter 2.8では、OSの基盤であるカーネルを刷新。これにより、動作の安定性と音質の向上を実現したという。また、Spotify Connectに正式対応。2台のRenduシリーズとUSB接続の外付けCDドライブを組み合わせたCD再生も可能となる。そのほか、今後オンラインアップデートによって更なる機能の追加を予定しているとのこと。

Renduシリーズを2台接続してCD再生も可能

SONOREのRenduシリーズは、NASのサーバー機能から音源ファイルを受信し、USB-DACへ音楽ストリームデータ出力を行うことに特化したNAR(ネットワーク・アタッチト・レシーバー)。DELA/fidata等のオーディオ専用NASの機能のうち、USB-DACへの出力部分をRenduシリーズが担うことで負荷を分散させ、音質を向上させるとしている。

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