全音響をプロデュースした複合施設
“東京のブルックリン”蔵前からオーディオ、レコードの魅力を発信。ギンザレコード2号店が1/27オープン
(株)マッチファインダーは、同社が展開するレコード&オーディオショップ「GINZA RECORDS & AUDIO」の2店舗目となる「GINZA RECORDS & AUDIO KURAMAE」を、本日1月27日に東京・蔵前にオープン。オープンに先駆け関係者向けの内覧が行われたので、店内の様子を紹介したい。
■カフェでゆっくりしつつ高級オーディオを体験。施設全体でオーディオの価値をアピール
店舗は都営浅草線・蔵前駅から徒歩1分、蔵前第2ビルの3階に位置する。このビル全体がひとつの複合施設として同日にオープンするかたちで、1階にはカヌレ専門店「KURAMAE CANNELE」のテイクアウトショップ、2階にはKURAMAE CANNELEを手がけるCLASSIC INC.とコラボしたカフェラウンジが入居。5階はアートギャラリーとなっている。
今回、マッチファウンダーは施設内の音響すべてをプロデュース。1階や2階で使われているオーディオ機器も、気に入った場合はギンザレコードで購入することが可能だ。
改めて店内の様子を見ていこう。室内中央にはLP盤の棚が3列置かれ、壁際にはSonus FaberやRegaなどのオーディオシステムを展示。試聴スペースも用意されており、来訪時点ではイタリアのブランド・charioのスピーカーとpathosのアンプの組み合わせが鳴らされていた。
レコードのラインナップはこれから増やしていくほか、7インチ盤も取り揃える予定。展示するオーディオ機器も、定期的に別メーカーのものに変えていくとのこと。品揃えなどは、まずは有楽町店と同じコンセプトとしつつ、実際の客層や反応などに合わせて変えていくそうだ。
また、2階のカフェラウンジには、ケーブルまでTADで揃えた総額800万円超えのシステムを用意。オーディオの良さは実際に聴かないと分かりづらいものだが、その聴く機会が少なすぎることから、長時間ゆっくりできるカフェに置くことでその魅力を体験してほしい、という狙いだという。
なぜ蔵前という町を選んだのか。代表の新川宰久氏は5年ほど蔵前に通っており、「人の集まり方が面白い」と思ったのだという。実際に調べてみたところ、インキュベーションセンター(起業や職人・クリエイター活動のスタート支援を行う施設)が2つあるうえ、そこを出た人たちは渋谷や新宿ではなく、蔵前でショップや工房を開くケースが多いため、若いクリエイター・職人が多く、“面白い町” を作り上げていることを知ったそうだ。
さらに高級マンションが増えており、経済的に裕福な住民が住むようになっていたり、外国人観光客も多く訪れるのだという。それでいてレコードやオーディオのショップがなかったことなどから、蔵前を選んだという。
また新川氏は、蔵前で「オーディオは “高い” ということにチャレンジしたい」と語る。例えば、高くても格好いい服にお金を出す人は多くいても、良い音のためにオーディオに高いお金を出す人がそこまで多くないのは「魅力を上手く伝えられていないから」だと同氏は考える。
「音の良し悪しなんてわからない」という方も多いが、有楽町の1号店での経験から、総額1,000万円するようなハイエンド機器になれば、そういう方でも違いを分かってもらえるという。だからこそカフェにハイエンドシステムを置くなどして、施設全体を使って「良い音には高いお金を出す価値がある」ということを伝えていきたい、と考えているそうだ。
「東京のブルックリン」と呼ばれ、注目を集める町・蔵前に、新たなオーディオ・レコードの魅力を発信するスポットが生まれる。是非とも一度足を運んでみていただきたい。
■カフェでゆっくりしつつ高級オーディオを体験。施設全体でオーディオの価値をアピール
店舗は都営浅草線・蔵前駅から徒歩1分、蔵前第2ビルの3階に位置する。このビル全体がひとつの複合施設として同日にオープンするかたちで、1階にはカヌレ専門店「KURAMAE CANNELE」のテイクアウトショップ、2階にはKURAMAE CANNELEを手がけるCLASSIC INC.とコラボしたカフェラウンジが入居。5階はアートギャラリーとなっている。
今回、マッチファウンダーは施設内の音響すべてをプロデュース。1階や2階で使われているオーディオ機器も、気に入った場合はギンザレコードで購入することが可能だ。
改めて店内の様子を見ていこう。室内中央にはLP盤の棚が3列置かれ、壁際にはSonus FaberやRegaなどのオーディオシステムを展示。試聴スペースも用意されており、来訪時点ではイタリアのブランド・charioのスピーカーとpathosのアンプの組み合わせが鳴らされていた。
レコードのラインナップはこれから増やしていくほか、7インチ盤も取り揃える予定。展示するオーディオ機器も、定期的に別メーカーのものに変えていくとのこと。品揃えなどは、まずは有楽町店と同じコンセプトとしつつ、実際の客層や反応などに合わせて変えていくそうだ。
また、2階のカフェラウンジには、ケーブルまでTADで揃えた総額800万円超えのシステムを用意。オーディオの良さは実際に聴かないと分かりづらいものだが、その聴く機会が少なすぎることから、長時間ゆっくりできるカフェに置くことでその魅力を体験してほしい、という狙いだという。
なぜ蔵前という町を選んだのか。代表の新川宰久氏は5年ほど蔵前に通っており、「人の集まり方が面白い」と思ったのだという。実際に調べてみたところ、インキュベーションセンター(起業や職人・クリエイター活動のスタート支援を行う施設)が2つあるうえ、そこを出た人たちは渋谷や新宿ではなく、蔵前でショップや工房を開くケースが多いため、若いクリエイター・職人が多く、“面白い町” を作り上げていることを知ったそうだ。
さらに高級マンションが増えており、経済的に裕福な住民が住むようになっていたり、外国人観光客も多く訪れるのだという。それでいてレコードやオーディオのショップがなかったことなどから、蔵前を選んだという。
また新川氏は、蔵前で「オーディオは “高い” ということにチャレンジしたい」と語る。例えば、高くても格好いい服にお金を出す人は多くいても、良い音のためにオーディオに高いお金を出す人がそこまで多くないのは「魅力を上手く伝えられていないから」だと同氏は考える。
「音の良し悪しなんてわからない」という方も多いが、有楽町の1号店での経験から、総額1,000万円するようなハイエンド機器になれば、そういう方でも違いを分かってもらえるという。だからこそカフェにハイエンドシステムを置くなどして、施設全体を使って「良い音には高いお金を出す価値がある」ということを伝えていきたい、と考えているそうだ。
「東京のブルックリン」と呼ばれ、注目を集める町・蔵前に、新たなオーディオ・レコードの魅力を発信するスポットが生まれる。是非とも一度足を運んでみていただきたい。
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