30W+10Wのパワーアンプ内蔵
FiiO、ブランド初のアクティブスピーカー「SP3」
エミライは、FiiOブランド初のアクティブスピーカー「SP3」を6月23日より発売する。価格はオープンだが、税込49,500円前後での実売が予想される。
カーボンファイバー振動版ウーファーとシルクドームトゥイーターによる、2ウェイ構成のバスレフ型方式を採用したアクティブスピーカー。30W+10Wの高出力なパワーアンプを内蔵することで、優れたダイナミクスと音場を表現するとアピールする。
ウーファーには、3.5インチの大口径ミッドウーファーを搭載。振動板素材には高剛性かつ軽量なカーボンファイバー素材を用いることで、不要な共振を抑制して優れたダイナミクスや音場表現を可能にするという。
また、ボイスコイルの内側と外側にマグネットを配置する内外磁気回路設計を採用。最大1.2テスラの強力な磁束を実現することで、ウーファーのポテンシャルを最大限に引き出すとする。
さらに、S字型のバスレフポート構造を採用することで、コンパクトな筐体と良質な低域表現の両立を図ったと説明。S字形状のポートによって空気の流れを適切に制御し、長さと口径を入念に設計したことで、65Hz(±2dB)の低域特性を確保。キャビネットサイズを超える、明瞭で厚みのある低音域を実現するとのこと。
トゥイーターには、KSV銅クラッドアルミ線ボイスコイルを採用した25mmのシルクドームトゥイーターを採用し、800Hz〜35kHzまでの超広帯域再生を実現。振動板の内側には吸音素材を配置したことで、不要な音波を吸収。加えて、磁気回路の後方に大きく設けた空間によってドライバーの背圧を効果的に抑制して、より豊かな中高域を実現するという。
また、取り付け面はウェーブガイドによって指向性を制御することにより、広いスウィートスポットを確保した。自由度の低いデスクトップ上に配置した際にも、理想的な音場感を構築できるとする。
2つのドライバー性能を最大限引き出すため、トゥイーターとウーファー用にそれぞれアンプを用意したマルチアンプ回路構成を採用する。本回路では、各ドライバー用のアンプに送られる信号を、チャンネルあたりTI074を3基用いたアクティブクロスオーバー回路によって正確に分離。そして、3.4kHzクロスオーバーで分割された各信号を、Texas Instruments製のD級アンプモジュール「TPA3118」で駆動している。
これによりウーファーに30W、トゥイーターに10Wのドライブ力を提供。相互変調歪みの低減や、オーバーロードの回避や電力効率の大幅な向上を実現したと説明する。また、100Wの電源供給能力を備える電源回路には、ニチコン製の4,700uf大型コンデンサーを2個採用することで、アンプ回路へのクリーンで安定した電源供給を可能にし、コンパクトな筐体ながらも高いスケール感とドライブ力を実現したという。
筐体には、高剛性なアルミニウム素材を650℃の高温で加熱溶融したアルミダイキャスト素材を採用する。本素材を採用することで、音質に悪影響を及ぼす共振を抑制し、アンプ部の発熱を効果的に排熱。加えて、外部からの電磁干渉を防ぐ役割を担うことで、高音質とデスク上の省スペース性を両立する設計としている。
背面部には、低域のレベルを-8dB〜0dBの範囲で調整可能なイコライザーを装備。楽曲のジャンルや設置場所に応じて低音を適切に調整できる。また、同じく背面に備えるレバーを操作することで、プライマリスピーカーとセカンダリスピーカーの左右チャンネルを簡単に切り替えられる。
付属品として、仰角7度および水平に調節可能なシリコン製のラバースタンド2種を用意。設置環境に合わせてスタンドを選択し、トゥイーターに耳に向けて適切に指向させることで、より高音質でステレオイメージを高めた音楽再生が可能だという。また、シリコン製インシュレーターとしても機能し、スピーカーが発する振動を吸収して音質への悪影響を抑制するとのこと。
ほか、単結晶銅導体にシールド構造を採用した3.5mm to RCAケーブルと、プライマリスピーカーとセカンダリスピーカーを接続するためのスピーカー接続ケーブルを標準同梱する。再生周波数帯域は65Hz - 20kHz(±2.0dB)、インピーダンスは8Ω、感度は85dB(1Vrms)@1kHz、THD(%)は≦0.02% (最大音量、定格入力-10dB)、クロストークは84dB (定格入力)、S/N比は96dB (定格入力)。
入力端子はRCAライン入力×1系統、3.5mmステレオミニ入力×1系統。外形寸法は片側約163x120x132mm、質量はプライマリスピーカーが約1,840g、セカンダリスピーカーは約1,660g 。
カーボンファイバー振動版ウーファーとシルクドームトゥイーターによる、2ウェイ構成のバスレフ型方式を採用したアクティブスピーカー。30W+10Wの高出力なパワーアンプを内蔵することで、優れたダイナミクスと音場を表現するとアピールする。
ウーファーには、3.5インチの大口径ミッドウーファーを搭載。振動板素材には高剛性かつ軽量なカーボンファイバー素材を用いることで、不要な共振を抑制して優れたダイナミクスや音場表現を可能にするという。
また、ボイスコイルの内側と外側にマグネットを配置する内外磁気回路設計を採用。最大1.2テスラの強力な磁束を実現することで、ウーファーのポテンシャルを最大限に引き出すとする。
さらに、S字型のバスレフポート構造を採用することで、コンパクトな筐体と良質な低域表現の両立を図ったと説明。S字形状のポートによって空気の流れを適切に制御し、長さと口径を入念に設計したことで、65Hz(±2dB)の低域特性を確保。キャビネットサイズを超える、明瞭で厚みのある低音域を実現するとのこと。
トゥイーターには、KSV銅クラッドアルミ線ボイスコイルを採用した25mmのシルクドームトゥイーターを採用し、800Hz〜35kHzまでの超広帯域再生を実現。振動板の内側には吸音素材を配置したことで、不要な音波を吸収。加えて、磁気回路の後方に大きく設けた空間によってドライバーの背圧を効果的に抑制して、より豊かな中高域を実現するという。
また、取り付け面はウェーブガイドによって指向性を制御することにより、広いスウィートスポットを確保した。自由度の低いデスクトップ上に配置した際にも、理想的な音場感を構築できるとする。
2つのドライバー性能を最大限引き出すため、トゥイーターとウーファー用にそれぞれアンプを用意したマルチアンプ回路構成を採用する。本回路では、各ドライバー用のアンプに送られる信号を、チャンネルあたりTI074を3基用いたアクティブクロスオーバー回路によって正確に分離。そして、3.4kHzクロスオーバーで分割された各信号を、Texas Instruments製のD級アンプモジュール「TPA3118」で駆動している。
これによりウーファーに30W、トゥイーターに10Wのドライブ力を提供。相互変調歪みの低減や、オーバーロードの回避や電力効率の大幅な向上を実現したと説明する。また、100Wの電源供給能力を備える電源回路には、ニチコン製の4,700uf大型コンデンサーを2個採用することで、アンプ回路へのクリーンで安定した電源供給を可能にし、コンパクトな筐体ながらも高いスケール感とドライブ力を実現したという。
筐体には、高剛性なアルミニウム素材を650℃の高温で加熱溶融したアルミダイキャスト素材を採用する。本素材を採用することで、音質に悪影響を及ぼす共振を抑制し、アンプ部の発熱を効果的に排熱。加えて、外部からの電磁干渉を防ぐ役割を担うことで、高音質とデスク上の省スペース性を両立する設計としている。
背面部には、低域のレベルを-8dB〜0dBの範囲で調整可能なイコライザーを装備。楽曲のジャンルや設置場所に応じて低音を適切に調整できる。また、同じく背面に備えるレバーを操作することで、プライマリスピーカーとセカンダリスピーカーの左右チャンネルを簡単に切り替えられる。
付属品として、仰角7度および水平に調節可能なシリコン製のラバースタンド2種を用意。設置環境に合わせてスタンドを選択し、トゥイーターに耳に向けて適切に指向させることで、より高音質でステレオイメージを高めた音楽再生が可能だという。また、シリコン製インシュレーターとしても機能し、スピーカーが発する振動を吸収して音質への悪影響を抑制するとのこと。
ほか、単結晶銅導体にシールド構造を採用した3.5mm to RCAケーブルと、プライマリスピーカーとセカンダリスピーカーを接続するためのスピーカー接続ケーブルを標準同梱する。再生周波数帯域は65Hz - 20kHz(±2.0dB)、インピーダンスは8Ω、感度は85dB(1Vrms)@1kHz、THD(%)は≦0.02% (最大音量、定格入力-10dB)、クロストークは84dB (定格入力)、S/N比は96dB (定格入力)。
入力端子はRCAライン入力×1系統、3.5mmステレオミニ入力×1系統。外形寸法は片側約163x120x132mm、質量はプライマリスピーカーが約1,840g、セカンダリスピーカーは約1,660g 。