創立105周年記念
オルトフォン、昇圧トランス内蔵カートリッジ「SPU GTE 105」。40年ぶりにレギュラー復活
Ortofon(オルトフォン)は、SPU内部にMC昇圧トランスを内蔵するカートリッジ「SPU GTE 105」を12月に発売する。ブランド創立105周年を記念して発売されるもので、価格は209,000円(税込)。
MC昇圧トランスをヘッドシェルに内蔵しているため、MCヘッドアンプや昇圧トランスを必要とせず、フォノイコライザーやアンプのMM入力に直接接続して使用可能。そのため、ピックアップした音声信号を減衰させずにすぐ後ろのトランスで昇圧でき、一般的なMCカートリッジよりも出力が高い状態でアンプまで伝送することができる。このことが、「GTシリーズ固有のパワフルな音色」につながると同社は説明している。
トランス内蔵モデルは、1994年に「SPU Classic GT/GTE」として限定復刻されているが、レギュラーモデルとしての復活は約40年ぶりとなる。
「SPU GTE 105」の肝となる内蔵トランスは、スウェーデンのルンダール社と共同開発で生まれた専用モデル。当初はルンダール社の得意とするアモルファス・コアの採用が検討されたが、音質面からパーマロイのEIコアの採用を決定したという。また歴代シリーズで初めてトランクケースをヘッドシェルに直接固定する構造としたほか、配線方法も見直し、GTの鮮烈なエネルギーをそのまま伝送可能としている。
また、ヘッドシェルも完全新規で設計。外観はGシェルとほぼ同じだが、素材は軽量で堅牢、理想的な共進吸収性能を得られるABS樹脂を採用。また従来使用されていたシェル内部のスペーサーを廃して、SPUユニットを取り付けるベース部分をシェル本体と一体成型とし、不要共振の低減を狙っているという。
カンチレバーはこれまで同様アルミパイプを使用、スタイラスチップは楕円針で、磁気回路のマグネット素材はアルニコを採用。
出力電圧は4mV(1kHz、5cm/sec)、チャンネルバランスは1.5dB(1kHz)、チャンネルセパレーションは20dB(1kHz)。適正針圧は4.0gで針圧範囲は3.0-5.0g、本体質量は34gとなる。
MC昇圧トランスをヘッドシェルに内蔵しているため、MCヘッドアンプや昇圧トランスを必要とせず、フォノイコライザーやアンプのMM入力に直接接続して使用可能。そのため、ピックアップした音声信号を減衰させずにすぐ後ろのトランスで昇圧でき、一般的なMCカートリッジよりも出力が高い状態でアンプまで伝送することができる。このことが、「GTシリーズ固有のパワフルな音色」につながると同社は説明している。
トランス内蔵モデルは、1994年に「SPU Classic GT/GTE」として限定復刻されているが、レギュラーモデルとしての復活は約40年ぶりとなる。
「SPU GTE 105」の肝となる内蔵トランスは、スウェーデンのルンダール社と共同開発で生まれた専用モデル。当初はルンダール社の得意とするアモルファス・コアの採用が検討されたが、音質面からパーマロイのEIコアの採用を決定したという。また歴代シリーズで初めてトランクケースをヘッドシェルに直接固定する構造としたほか、配線方法も見直し、GTの鮮烈なエネルギーをそのまま伝送可能としている。
また、ヘッドシェルも完全新規で設計。外観はGシェルとほぼ同じだが、素材は軽量で堅牢、理想的な共進吸収性能を得られるABS樹脂を採用。また従来使用されていたシェル内部のスペーサーを廃して、SPUユニットを取り付けるベース部分をシェル本体と一体成型とし、不要共振の低減を狙っているという。
カンチレバーはこれまで同様アルミパイプを使用、スタイラスチップは楕円針で、磁気回路のマグネット素材はアルニコを採用。
出力電圧は4mV(1kHz、5cm/sec)、チャンネルバランスは1.5dB(1kHz)、チャンネルセパレーションは20dB(1kHz)。適正針圧は4.0gで針圧範囲は3.0-5.0g、本体質量は34gとなる。