専門誌だからこその視点と深掘りでアームの仕組みと動作を解説

『季刊・アナログ』最新号は明日12/28発売。ファン必見「トーンアームのメカニズム研究」

公開日 2023/12/27 15:34 アナログ編集部
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明日12月28日(木)に『季刊・アナログ vol.82』が発売されます。全国の書店およびオンライン書店、小社の販売サイト「PHILEWEB.SHOP」にて購入可能です。

『アナログ vol.82』1,680 円(税込)

今号も3つの特集を掲載し、盛り沢山で構成しています。その詳しい内容はこちらをご覧いただくとして、ここでは特集のひとつ、「トーンアームのメカニズム研究」をご紹介します。

この記事は、アナログレコードファンならば誰しも普段から触れている「トーンアーム」について、アナログレコード再生の専門誌だからこその視点と深掘りを行い、その仕組みと動作メカニズムにメスを入れてみました。


当たり前のように使い、その概念を知っているようでいて、実は分かっていなかったお馴染みのトーンアームの機構について、今回は以下の4つのタイプに分けて井上千岳氏が解説していきます。

Part 1) 「ダイナミック・バランス型」-IKEDA-
なぜ、錘はいらないのか? どうやって針圧を変化させているのか?

Part 2) 「ダブル・ナイフエッジ型」-SAEC-
ナイフエッジはどこがナイフなのか? ダブルの場合はどう支持しているのか?

Part 3) 「オイルフローティング型」-ViV Laboratory-
オイルで浮きながらなぜ安定しているのか? 本当にどこにも支えはないのか?

Part 4) 「トライピポット・サポート型」-VERTERE-
ワンポイント型とはどこが違うのか? シンプルながらどんな利点があるのか?

どのタイプのトーンアームでも、たいへん精密かつ入念に加工および組み立て調整がなされています。実際にレコードを聴くために日々自分で使っていたとしても、分解して内部を見たり、部品を不用意に動かしてみることは故障の原因になるのでやめましょう。

でも、実際のところどのように動作しているのか、知りたいと思うのは人情ですね。そこで、本邦初公開となる、図や写真を掲載して動作の仕組みの解き明かしを挙行いたしました。

アナログ誌の記事のために、メーカー各社の特別な協力を受けてパーツや部材と模型を用意いただき、あるいはその製造現場に伺って直接説明を受け、できるだけ分かりやすく構成しています。

この記事を読めば、「トーンアーム」がいかに精巧に作られ、優れた特徴を備えているのか。
そして何よりも、どのように動作しているのかが分かって、その概念に納得することができるでしょう。

『季刊・analog vol.82』は、12月28日(木)発売です。全国の書店および、オンライン書店、小社の販売サイト『季刊・analog vol.82』にてお買い求めください!

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