コンピュータグラフィックスによる新たな表現領域の確立にも大きく貢献
<訃報>グラフィックデザイナー/版画家の遠藤享氏逝去。『季刊・オーディオアクセサリー』表紙を長年担当
グラフィックデザイナー、版画家の遠藤 享氏が2024年2月10日に逝去した。
グラフィックデザイナーとして国内はもとより海外でも高い評価を集めた遠藤氏。小社刊行の『季刊・オーディオアクセサリー』誌では1976年の創刊号以来、2015年の158号まで約40年にわたり表紙デザインを手がけていた。
遠藤氏は1933年に甲府市に生まれ、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)を中退した後、桑沢デザイン研究所でグラフィックデザインを学ぶ。
以後は日本を代表するグラフィックデザイナーとして高い評価を受ける一方、精力的に作品制作を続け、海外でも数々の高い評価を受けきた。
1980年代半ば以降はコンピュータグラフィックスによる芸術という新たな表現領域の確立にも大きく貢献されてきた。その作品は世界の版画ビエンナーレで多くの受賞を果たし、大英博物館をはじめ、海外の国公立美術館32カ所、国内10カ所の国公立美術館に常設収蔵されている。
グラフィックデザイナーとして国内はもとより海外でも高い評価を集めた遠藤氏。小社刊行の『季刊・オーディオアクセサリー』誌では1976年の創刊号以来、2015年の158号まで約40年にわたり表紙デザインを手がけていた。
遠藤氏は1933年に甲府市に生まれ、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)を中退した後、桑沢デザイン研究所でグラフィックデザインを学ぶ。
以後は日本を代表するグラフィックデザイナーとして高い評価を受ける一方、精力的に作品制作を続け、海外でも数々の高い評価を受けきた。
1980年代半ば以降はコンピュータグラフィックスによる芸術という新たな表現領域の確立にも大きく貢献されてきた。その作品は世界の版画ビエンナーレで多くの受賞を果たし、大英博物館をはじめ、海外の国公立美術館32カ所、国内10カ所の国公立美術館に常設収蔵されている。