創業者ディヴィッド・ウィルソン氏への敬意を込めて開発

ウィルソン・オーディオ、50周年記念となる3ウェイスピーカー「The WATT/Puppy」

公開日 2024/08/20 11:09 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ステラは、同社が取り扱う米Wilson Audio(ウィルソン・オーディオ)ブランドより、50周年記念モデルとなる3ウェイ4ドライバースピーカー「The WATT/Puppy」を発売する。価格はスタンダードカラーが9,020,000円(ペア/税込)、アップグレードカラーは9,460,000円(ペア/税込)。

Wilson Audio「The WATT/Puppy」

オリジナルの「WATT Puppy」をベースに、50年以上に渡って積み重ねてきた技術を駆使し、創業者であるディヴィッド・ウィルソン氏への敬意を込めて開発されたモデル。

フロントのグリルを外したところ

トゥイーターは、「Alexx V」のために開発された1インチ(約25mm)のConvergent Synergy Carbon(CSC)トゥイーターを搭載。複雑なカーボンファイバー製のリア・ウェーブ・チャンバーに収められている。ミッドレンジは7インチ(約180mm)のAlNiCo QuadraMagドライバー。ウーファーは「Sasha V」と同じ8インチ(約200mm)ホモジニアスセルロース複合ユニットを2基搭載しており、下部のウーファーキャビネットにはリア側にポートが設けられている。

The WATT/Puppyに搭載されるユニット

キャビネットならびに内部補強は独自のX-materialを採用。前面のWATTバッフルにはS-material、上部はV-materialとなっており、それぞれの特性のために厳選されたマテリアルを組み合わせている。

The WATT/Puppyの背面端子

コンデンサーについては、独自の「AudioCapX-WA」コンデンサーの銅バージョンを新たに開発。ウーファー用のコンデンサーもより低いインダクタンスで再設計されたものとなっており、中域とシームレスに統合され、「豊かな音響テクスチャを提供する」と説明している。

背面には50周年のエンプレムも配置されている

サイズは1050H×305W×475Dmm、質量は72.5kg(1台)。周波数特性は26Hz - 30kHz、能率は89dB、定格インピーダンスは4Ω、許容最小アンプ出力は25W/chとなっている。

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