AV PC AFiNA発表会場でソーテックの大辺社長とケンウッドの酒井田社長が対談
大辺「私が昨年の秋口に一緒にやらせていただきたいとお話をしてから1年近くたったのですが、第1弾が完成しましたが、見て感想はいかがですか?」
酒井田「そうですね、私はこういう商品は感性に訴えることが非常に重要だと思っていました。コンピューターがこのまま今までのかっこうで行くのかなと思っていたのですが、ソーテックさんがこのような企画をされまして、実際に実現したのはすばらしいと思います。会社から家に帰っても同じような(形の)コンピューターを使うのではなく、今後はこのように変わっていくのではと思っています」
大辺「お陰様で今までのPCと違うスタイルのものができたと思います。デザインの方はケンウッドデザインさんの方にお願いして、PC側から見たのとはちがう製品作りをしました。ただマイクロコンポとあわせようということでPC側は七転八倒しました。ケンウッドさんも従来アナログでコントロールしたものをデジタルインターフェースなど全部入れてもらって、しかも(PCにインストールされている)ソフトからのコントロールも入れていただいたので、非常に開発が大変だったんじゃないですか」
酒井田「いつも気をつけなければいけないのは、クオリティーを守るためにいかにうまく設計するかということで、ここがいちばん難しかったのではないかと思います」
大辺「来年に向けて第2弾、第3弾とやっていきたいと思いますが、今度はケンウッドさんの強い通信技術を使って、製品を出していきたいですね」
酒井田「BSデジタル放送を受信するパーツで小さいものができましたので、次はぜひこの辺を使って、ご協力させていただきたいと思います」
大辺「私はそれをデスクトップに入れてBSデジタル放送を見てみました。CRTが高解像度ですので、これをPCの中に入れて相応の統合ソフトを一緒にインストールすれば、家庭のデスクトップでBSデジタル放送がローコストで見られると思います。来年早々にはケンウッドさんとやっていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします」
(Senka21編集部)