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埼玉県大宮市に大型量販店が相次ぎオープン

公開日 2000/10/25 13:45
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●新都心の街開きで話題を集める埼玉県大宮市に、先週立て続けに大型量販店がオープン。話題を集めた。

 10月19日木曜日には、「ケーズデンキ大宮櫛引店」がオープン。1階が家電・AV、2階がPCという2フロア構成で、売り場面積は約2,600u。これを追うように10月21日土曜日には、同店より徒歩でわずか1、2分という位置に、無料駐車場スペース1,800台という大型ショッピングストア「大宮サティ」が開店。この3階に、「ベスト電器サティ大宮店」がオープンした。こちらも、パソコンまで含めた家電・AVの総合ショップとしてオープン。売り場面積は約2,300uだ。

 首都圏進出に力を入れるベスト電器では、10月に入っても、19日には東京都豊島区のショッピングストア西友の跡地に豊島店、同じ19日に、長崎屋浦和店(埼玉県浦和市)の2Fに浦和店をオープン。これに続く出店となった。週末の21(土)、22(日)の開店セールには、大宮サティ周辺は約10万人の人であふれかえり、道路も大渋滞。大宮市内最大級の総合家電店として出店された両店も、終始大勢の人で賑わった。

 埼玉県では、大宮市に隣接する上尾市において、11月16日、ユニクロや赤ちゃん本舗、マミーマートなどの大型店が入った、総売場面積は約22,000u、駐車場スペース1,300台の大規模ショッピングモール「P.A.P.A.」がオープン。ここに、石丸電気が売場面積約2,300uという大型店を出店する。一方、同ショッピングモールから車で約10分足らずの、桶川市「マメトラショッピングパーク」内には、ラオックスが売り場面積は約3,100uの大型店「ラオックス新桶川店」を11月17日にオープンする。こちらは、トイザらス、マルエツなどが入る総売場面積約10,000u、駐車スペース660台のショッピングセンター。秋葉原の両雄が、埼玉県の上尾・桶川という同一商圏内で激突する。

 大型家電量販店の出店競争は、大店立地法のスタート後も、ブレーキがかかるどころか、むしろ、ますます激しさを増している。埼玉県の大宮市、上尾・桶川市の両地域のケースにおいても、既存店を含めた地域一番店争いが、価格競争を含め、一層激化していくことは間違いないだろう。       (Senka21編集部)

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