『ビジュアルグランプリ2001』選考会、午前10時開会!
選考会開会前、和んだ雰囲気で談笑される審査委員(小社会議室にて)。 |
国内のメーカーが自薦ノミネートした製品より、全国の有力電気販売店様の選考を経て、本日、10名の『ビジュアルグランプリ2001』審査委員によって、本年度のコンシュマー向け映像・音響機器の優秀製品が選ばれてまいります。
開催直前に審査委員長である貝山知弘氏に本年のビジュアルグランプリの選考ポイントを伺いました。
「20世紀末を迎える今年は、AV機器にとりましてジャンル的、技術的にも多様かつ革新的な1年だったといえます。一般層にまで浸透したDVDプレーヤーは、昨年までのプログレッシブから、54MHzという広帯域映像DACの登場により、さらなる高画質化を遂げました。」
「一方でBSデジタル放送が始まるというのもひじょうに大きな出来事です。関連機器は第一世代ながらも充実しております。放送との関連性も高い、録画メディアのデジタル化も新たな局面(D-VHS、ハードディスク等)を迎えました。」
「もちろん音楽向けの記録メディアのデジタル化も目が離せません。デジタルネットワーク商品の提案の第一歩を踏み出した年とも位置づけられるでしょう。来年以降、映像を含めた家庭内デジタルネットワーク環境の確立も視野に入ってきています。」
「しかしながら選考会で重要なのは、それら多様化した商品の中には瞬時に消えていってしまうものもあるということです。近年のデジタル家電商品を振り返ってみれば、それは誰にでもわかることです。今年のビジュアルグランプリ選考会は、厳正で熟慮ある審査を行いたいと思います。」
ファイルウェブでは、下記ページに実施要項を記しております。グランプリの概要、目的、審査員の紹介など、どうぞご覧下さい。また賞の経過ならびに結果を逐次レポートして参ります。ぜひご期待ください。 金賞ならびに主要三賞の発表(速報版)は本日19:00頃、予定いたしております。