ケンウッド、世界初「WMA」対応のポータブルCDプレーヤーを開発
「DPC-MP727」は、オーディオ用CD、CD-R/RWに加え、CD-R/RWに記録されたMP3、WMAデータの再生にも対応した画期的なポータブルCDプレーヤー。MP3及びWMAフォーマットを利用すれば、一枚のCD-R/RWに100曲以上の音楽が記録でき、ディスクをいちいち入れ替えることなく長時間にわたる演奏を楽しむことができる。
ケンウッドでは、すでにカーオーディオ分野でMP3フォーマット対応のCDプレーヤーを発売、好評を博している。デスクトップミュージックが広まる中、ホームオーディオにおけるPCフォーマットと互換性をもった製品の登場が期待され、ケンウッドが注目視されていた。
MP3フォーマット対応のポータブルCDプレーヤーが他社からも発売されているが、ケンウッドの新製品がどのような評判を呼ぶか、期待したい。(Phile-webスタッフ)
WMA(Windows Media Audio)とは
米国マイクロソフト社の開発した新しいオーディオコーデック。CDと比較してデータ量を最大1/20まで小さくすることができる。データのエンコードは、2000年に発売された「Windows Me」に標準搭載されている「Windows Media Player 7」で行える。また、この「Windows Media Player 7」はマイクロソフト社から無償ダウンロードサービスでも提供されており、Windows 98やWindows2000にインストールして使用することも可能である。