嗚呼、エイトマン! K氏の小槌が鳴り響く・・・(長岡オークションにて)
挙手で入札。AA誌のK氏の木槌が実に気持ちよく鳴る! |
オーディオアクセサリー93号の記事で製作された、D-99「エイトマン」の番がやってきてしまった。使用ユニットは6N-FE88ESというのにオークションスタート価格は2台で\8,000という破格値。
試聴のあと、入札開始。次々と手が挙がる。1万円、2万5千円…、3万円! 「それじゃ3万円で!」…決定してしまった。オーディオアクセサリー編集部のK氏自ら、落札の木槌を振り下ろす。
どう考えてもお買い得なイベントだ。しかも長岡鉄男氏のスピーカーを手に入れる最後のチャンスかもしれないのだ。
発展途上の恵まれない子供たちへの援助活動を行っているNPO団体に寄付するというチャリティ企画。クラフト記事企画の製作物はたいてい、編集部に置いておいても、そのうちユニットが外され、エンクロージャーは粗大ゴミへと回されるのがオチ。そんなこんなで、あまり価格が高騰するのは避けましょうと、最低落札価格も低く、落札価格も3万円以上になる前に、司会者によって終わらせるというスピード決着。同額挙手の場合はジャンケン(または抽選)ということ。
なかには長岡鉄男氏肉筆のナマ原稿つきスピーカーも2機種出品されていた。もちろん原稿はそのモデルについて書かれている。こんな貴重なスピーカーが1万数千円なんて…。(phile-web staff)