-◆-◆-◆-会田 肇のWinterCES CAR-AVレポート(5)-◆-◆-◆-
AVの中核となるべく1DIN一体型を実現したパイオニアのAVX-P7300。デコーダーの接続によってDTSサウンドも楽しめる(写真左)。ひとクラス下の価格帯でDVDビデオ+DVDオーディオ再生(ただしマルチチャンネル再生は不可)も可能にしたCQ-DVR7000U。 |
●パナソニックは1DIN型レシーバーとして、現在のDVDオーディオ対応モデル・DVR909に加えて、DVDオーディオも4chでのみ出力が可能なDVR7000を追加。さらに日本でも発売した7型ワイドモニターと一体化した1DINモデル・VMD9000なども加わり、より充実したラインナップを持つこととなった。パイオニアは7型ワイドモニターとDVDプレーヤーを1DINで一体化したモデルを新たに用意し、ヘッドユニットやデコーダーなどと組み合わせることで本格的なカーAVシステムを狙っている。
単体DVDプレーヤーによる展開を行なっているのはクラリオン、アルパイン、イクリプス。モニターはインダッシュによるものが主流で、これにリア用モニターを組み合わせられるものがほとんど。
とくに今年目立ったのは、複数のソースを入力することができるシステムを備えているものが多かったことだ。たとえばフロントでナビゲーションを使い、リアではTVあるいは、ゲーム、DVDなどを楽しめるようにしたもので、音声はコードレスのヘッドホンで楽しむ。まるで飛行機のビジネスクラスで楽しんでいるようなものだが、こうしたシステムはかなりの人気を呼んでいるという。(会田 肇)