ソニー、MPEG1記録可能で従来比2倍のスタミナを実現した新型ハンディカム
今回発売する『DCR-PC9』は、従来機「DCR-PC5」とほぼ同等のコンパクトサイズで、高容量バッテリーの採用により、連続撮影最大11時間※1という従来機比2倍以上の長時間撮影を実現。1/4型68万画素CCDとカール ツァイスレンズを搭載し、高画質な動画・静止画の記録が可能である。簡単操作で好評のタッチパネルは、撮影時の操作性を改良。ボディカラーは女性にも人気の“アクアブルー”を採用し、スタイリッシュなデザインに仕上がっている。
また本機は、直接“メモリースティック”にMPEGムービーによる動画記録(MPEG1方式)が可能。USB端子搭載で、撮った画像をパソコンに高速転送できる。静止画をカラーiモード対応の携帯電話に送信できる「i-Jumpサービス」専用のソフトを同梱し、ビデオメールをはじめとする映像コミュニケーションの楽しみを広げるネットワーク対応機能が充実したモデルである。
ソニーマーケティングでは、ハンディカムの総合情報Webサイト「ハンディカムスクエア」(URL: http://www.sony.co.jp/cam/)で、撮った画像の編集・加工、Eメール送信やプリントなど活用方法を紹介したり、画像を手軽にアップロードしてWebアルバム作成・公開などを楽しめるソニーのデジタルイメージングコミュニケーションサイト「イメージステーション」(URL: http://www.jp.imagestation.com)といったサービス展開と融合しながら、ビデオカメラマーケット拡大を目指していくとのことである。 (Phile-web編集部)
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- ブランドSONY
- 型番DCR-PC9
- 発売日2001年6月10日
- 価格オープン価格
【SPEC】●規格: DV方式(民生用デジタルVCR SD規格) ●使用カセット :ミニDVカセット ●映像記録方式 :デジタルコンポーネント記録 ●映像サンプリング周波数/量子化ビット数: 輝度信号13.5MHz、8ビット R−Y信号 3.375MHz、8ビット B−Y信号 3.375MHz、8ビット ●録音方式: 回転2ヘッド、16ビット 48kHz/12ビット 32kHz ●録画時間: SP=80分/LP=120分(DVM80RM使用時) ●最大連続撮影時間: 670分(『NP-QM91』使用時) ●手振れ補正方式: 新アクティブイメージエリア方式 ●CCD撮像素子 :1/4型(総画素数68万/有効画素数34万) ●レンズ :F1.7〜2.2、f=3.3〜33mm(35ミリ換算値f=42〜420mm) ●フィルター径: 30mm ●ズーム倍率: 光学10倍/デジタル120倍 ●シャッタースピード: 1/4〜1/4000(プログラムAE/スローシャッター使用時) ●最低被写体照度: 11ルクス(NightShot使用時0ルクス) ●“メモリースティック”への記録圧縮方式/画面サイズ: 静止画JPEG方式 640×480ドット 動 画MPEG1方式 (ビデオメール) 160×112ドット (プレゼンテーション)320×240ドット ●ビューファインダー :カラー(18万ドット) ●液晶モニター: 2.5型 21万ドット ●バッテリーシステム: リチウムイオン(インフォリチウム対応) ●電源電圧 :ACアダプター8.4V バッテリーパック7.2V ●消費電力: 2.7W(VF撮影時)/3.5W(LCD撮影時) ●外形寸法(最大突起部含まず): 58W×104H×97Dmm ●本体質量: 約490g ●撮影時総質量: 約590g(『NP-FM50』使用時) 約670g(『NP-QM70』使用時) 約740g(『NP-QM91』使用時)